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AIを使って表を作成してみた

Last updated at Posted at 2024-11-28

はじめに

この記事では、Autonomous DatabaseのDatabase Actions内のデータ活用ツール群であるData Studioで提供されている、AIソースを使った表の作成を行います。

マニュアルはこちらです。

下準備

  • 準備として、AI Profileの作成、Data Studioの設定からAIアクセスのチェックを行うことが必要です。こちらの記事の下準備1,2を実行します。
    今回は、AIプロバイダとしてOpen AIを使用しました。

AIを使って表の作成をしてみる

  • Data Studioを開き、左側のタブからデータ・ロードを開きます。

  • データのロードをクリックします。
    画像1.png

  • データをロードするためのオプションが画面上部に表示されますが、AIソースを選択します。
    画像2.png

  • 様々なクエリをするためのキーワードの例がカード形式で表示されています。Economy内のtop countriesをクリックします。
    そうすると、英語で「What are the top 10 countries by gdp」と自然言語で表示されます。こちらは枠内で編集することもできます。
    画像3.png

  • 「送信」を押すと、AIソースからJSON形式で結果が返って来ます。
    画像4.png

  • COUNTRY_GDP_1表が作成され、ADBにロードすることができます。「データ・ロードの開始」をクリックします。

  • ADB内に表をロードすることができました。表の中身を見てみたいので、「問合せ」をクリックします。
    画像5.png

  • SELECT文で表の中身をクエリしてみます。GDPがTOP10のヨーロッパの国と、GDPの値が結果として出力されています。
    画像6.png

  • 次は日本語でも機能するか試してみます。
    「ヨーロッパのGDP上位10カ国は?」と入力して、送信します。
    画像7.png

  • すると、先ほどと同様に結果が出力されました。
    画像8.png

  • ですが、GDPの値をよく見ると英語でクエリをした際のドイツのGDPは、397xxxxxxxであるのに対し、日本語でクエリをしたときは421xxxxxxxxという値になっています。このように条件を変えると、LLMが情報を取得してくる場所が違うのか結果が変わってしまうこともあります。

  • データ・ロードの画面で提示されているEconomyなどのキーワードを使用しないで、一般的な質問をしてみました。
    「Who are the members of The Beatles?」と質問して、送信を押します。
    画像9.png

  • こちらは間違いないデータが返されました。
    画像10.png

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