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Google Apps Script(GAS)ではじめてのLINE Bot作成 - GASのメリット・デメリット

Last updated at Posted at 2022-12-08

はじめに

某ハッカソンで、LINE Bot(作ったLINE Botはこちら)を作りたい!となりました。

意外と、LINE Botを作れる言語はたくさんあるようですが、私たちはGoogle Apps Script(GAS)を選択しました。

GASを選択したメリット・デメリットを書いていきます。

LINE Bot作成の技術選定の参考にしてもらえると嬉しいです😊

実際の使い方は、たくさん記事が転がってるので、それを見てください。

メリット

  1. 環境構築がいらない
    GASは、Googleアカウントさえあればすぐに使えます。
    なので、環境構築が苦手!という人にもオススメです。
  2. デプロイが簡単
    1.と似ていますが、サーバが不要です。
    Herokuが有料になった今、無料でデプロイのハードル高くないですか!?
    というか、そもそもサーバ周りがフロントエンドしかしたことないと難しい…😢
    でも、GASはそれが不要です!!!
    LINE BotのアカウントとGASさえあれば大丈夫でした!!!
  3. JavaScriptとほとんど文法が一緒
    JavaScirptと文法がほぼほぼ一緒なので、JS経験者であれば問題なく書けると思います!
    私のメイン言語はPython書きなので、ググりつつ書きましたが。。

デメリット

  1. 共同開発ができない
    GASは、共同開発ができないらしいです。ハッカソンで致命的😅
    どんどん上書きで保存されていってしまうので、同じタイミングで編集していると、片方の編集が消えたりします。。
    (共同編集者と生活リズムが真逆だと耐えます。)

  2. Git使いにくい
    決して、Gitが使えないわけではありません。
    GoogleChromeの拡張機能を使えばGitHubと連携できます。
    しかし、

    • pullはマージができない
    • git add -pなどのような高度な(?)ものは使えない

    というできないことが色々と…。
    ファイルごとにコミットメッセージをつけてpushはできます!

  3. ログ出力がちょっとめんどう
    LINE Botとして実行している時は、console.log()が動きません(?表示されないだけ??)。。
    なので、スプレッドシートなどにログを書き込ませました。
    ちょっと面倒だけど、一度関数を作っちゃえばなんとかなりました(参考)。

  4. デプロイのバージョンがとても増える
    毎度新しいバージョンでデプロイしないと、LINE Bot上で確かめることができないので、バージョンの数がめっちゃ増えます。。
    ↓こんな感じ…
    スクリーンショット 2022-10-16 17.37.24.png

  5. 別の言語を呼び出したい時は、だいたいAPIが必要
    GASはそこまでライブラリが多くない(多分)ので、Pythonでいい感じのライブラリを使ったコード使いたい〜となりました。
    この時は、PythonでAPIを立てないといけなさそうでした。

作ったLINE Bot

作ったLINE Botはこれです。

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