はじめに
こんにちは。普段はC++やC#を使って開発をしているエンジニアです。業務経験は5年以上ありますが、Webに関しては完全に未経験でした。
そんな自分が、わずか10時間でWebサイトを公開するという無謀な挑戦をしました。
きっかけは単純で、「フリーランスならブログくらい持っていたほうがいいよな」と思ったからです。
この記事では、どんな技術を選び、何に苦戦し、何を学んだかを記録として残しておきます。
同じように「Web触ったことないけど、やってみたい」と思っている方の参考になれば幸いです。
今回作成したWebサイトは以下のURLからご覧いただけます。
http://bamba.totori.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/
準備編:まず何から始めたか
Webについて完全に知識ゼロだったので、最初から最後までChatGPTに質問しまくるというスタイルで進めました。
検索も多少はしましたが、基本的には会話ベースで疑問を潰していくやり方が性に合っていたようです。
技術の選定
以下の方針で技術を決めました:
- 将来的に仕事でも使えそうな技術を選びたい
- レンタルサーバーよりも、せっかくならAWSを触ってみたい
- とはいえコストは極力抑えたい
これらをChatGPTに相談したところ、
「S3 + CloudFrontで静的サイトをホスティングするのがコストも安くて手軽」と教えてもらいました。
静的サイトの生成にはNext.jsを使うのが一般的とのことだったので、そこも深く考えずに採用。
最初は「とりあえず記事が書けて、公開できればOK」というシンプルな設計を目指しました。
実装編:やったこと
開発環境の構築
最初は本当に意味不明でした。Node.js?npm?npx?なにそれ状態。
とはいえここでもChatGPTが大活躍。手取り足取り教えてもらいながら、なんとかVS Code + Node.jsの環境を構築しました。
ページ作成とビルド
記事ページはNext.jsを使って作成。
ビルドして静的ファイルに変換し、それをGitHub Actionsで自動デプロイする仕組みにしました。
公開の仕組み
ホスティングはAWS S3 + CloudFront。
これもChatGPTに「料金抑えるにはどうするべきか?」と聞きながら構成を決めていきました。
やってみた感想と学び
正直、めちゃくちゃ楽しかったです。
普段の業務では「知らないことを一から調べて構築する」みたいな機会が減っていたので、すごく新鮮でした。
ChatGPTがなかったら、多分5〜10倍は時間がかかっていたと思います。
疑問を聞いたら即答してくれるのは、調べもののストレスが一気に減るのでありがたい限りです。
C++/C#エンジニア目線での気づき
Web系の技術、とくにJavaScriptやNode.jsまわりは環境構築がかなり難しいと感じました。
バージョンの違いによるエラーや、ツール同士の相性など、慣れていないと詰まりやすい印象です。
(Pythonも似たような課題がありますね)
今後やりたいこと
今後は以下のようなこともやってみたいと思っています:
- 独自ドメインの取得
- CMSの導入(MarkdownじゃなくてUIから記事を書きたい)
- 広告を貼って収益化
- サーバーレスでAPIをつなげて動的な機能も追加
「ブログ記事を書きまくって広告収入が入る」みたいな展開になったら最高ですね。
まとめ
今回、Web完全未経験からたった10時間でサイトを公開するというチャレンジをしてみて、改めて感じたのはこれです:
「まずやってみること」が何より大事だった。
AIで生産性が上がるとか、最初は半信半疑でしたが、実際にやってみるとその威力を実感できました。
また、言語や技術スタックに縛られすぎるのではなく、基本的なプログラミング力があればどんな領域でもそれなりに立ち上がれるという手応えもありました。
これからもどんどん知らない分野にチャレンジしていきたいと思います。