今回はCCNAに1か月間で合格した勉強方法に関して話していこうと思います。受験したのは2022年8月末でした。
結論
「Ping-tをひたすら周回するしろ!」最短ルートでCCNAに合格したいならこれに尽きます。以上!で終わらせてもいいかも。
勉強方法に関する見解
いろいろな勉強方法を述べているところがあると思います。私も勉強を始める前にいろいろなものを参考にしました。ただ、やたら短期間で受かっていたりするのに、内容は特筆するものがないものなどがありました。基本的には、人それぞれで経験値も違えば、勉強の得意不得意もあると思います。
これを踏まえて、なるべく正確にその時の状況を述べていこうと思います。
経験:完全にIT未経験での受験
IT企業に就職するために資格を取ってから臨みたいということで、ITの経験は全くない状態。
使用した参考書・サイト
- 1週間でCCNAの基礎が学べる本 :完全未経験だったので念のため。ある程度自信があるならいらない。
- シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301 第2版:通称白本。インプットとして。勉強方法が確立できていなかったのでやりすぎました…。買うべき。
- Cisco CCNA問題集〈200-301 CCNA〉対応 試験番号200-301 CCNA:通称黒本。買っただけで結局やらず。内容もみましたが、Ping-Tやるならいらないと思います。
- Ping-t:アウトプット兼インプットサイト。要有料登録。LPICなどオンプレ系はマストバイ。何週もやりましょう。
Ping-t - CCNAイージス:無料インプットサイト。ある程度経験があるなら白本を買わないでこれでいいかも。白本の内容はある程度網羅。
CCNAイージス
実際の勉強方法
- まずは『1週間でCCNAの基礎が学べる本』を電車の中で読んで概要を把握していました。やらなくてもよいですが、慎重な方はやってもよい。
- 『白本』を前日に見た分を復習、一週間分のやったことを復習などをやり、3週読み返しました。
- 『Ping-t』を4周程周回。
結果
一回で合格。得点は880点前後でした。
反省点
勉強方法を確立できていなかったため、『白本』をやりすぎました。『白本』=インプットであり、アウトプットが足りていなかった。『Ping-t』の問題を解くと結局解説部分があり、そこの部分を結局読むことになるので、基本的なことしか書いていない『白本』をやりすぎることに意味がない。また、どういった出題がされるのかわからないのに基礎だけやる意味もない。
白本はさらっと2週ほど読んで概要を掴む程度で十分かなと思います。
アウトプットかつ実際の問題に即した『Ping-t』を何周解けるか?ということに尽きると思います。
改善案
ステップ1: 『1週間でCCNAの基礎が学べる本』で全体像を把握(やらなくてもよい)
ステップ2: 『白本』は軽く2周読む程度に留める
ステップ3: 『Ping-t』を徹底的に周回(合格の鍵はこれに尽きます)
『Cisco語』
問題がよくわからない感じになっていることがあります。通称『Cisco語』。英語の問題集をそのまま翻訳サイトに突っ込んだ代物が出題されます。
『CCNAは理解、LPICは暗記』
よく言われる内容です。私は個人的にはCCNAのほうがあっています。なんならCCNPも取ろうかと思ったほどで、難しくも感じませんでした。向き不向きがあるのでしょうか。
クラウドエンジニアに必要か?
AWSなどクラウド関連の技術というのは、既存技術の応用と思っています。また、AWSなどはオンプレの技術をわかっている前提で話が進むので、AWSだけやっていればよいというものでもないと思います。ただ、内容的に全部やる必要はあるか?といわれるとその点は必要はなさそうに思えます。「今は使っていない」「レガシーな」などという表現をちらちら見かけます。『CCNAイージス』あたりで済ませてもよいかも。ただ、オンプレからクラウドへのクラウドリフト案件などもある。
CCNAの勉強方法は以上になります。ご一読いただき、ありがとうございます。この記事が、少しでも皆さんの役に立てば幸いです。