はじめに
Alfred便利ですよね、Macユーザーならぜひ使って欲しいツールです。
しかしながら、Alfredの機能を拡張したいときがあります。
わけあって資料関係のバージョン管理にSubversionを使っているのですが、
競合しないように編集前にlockをかけるようなルールにしていまして、
このlockをするのにいちいちターミナルを開いてsvn lockして・・・
というのが億劫だったので、Alfredでできるようにしました。
AlfredはWorkflowsという便利な機能があるので、こんな機能追加も簡単にできます
※Workflowsを使用するには、Powerpackというのを購入しなければなりません。17ユーロで高くもないので、買うのがおすすめです。
http://www.alfredapp.com/powerpack/
AlfredのWorkflowsを追加する
まずはAlfredを開きます
下部にある+ボタンをクリックし、[Blank Workflow]を選択します
画面右にある+ボタンをクリックし、[Inputs]⇒[File Filter]を選択します
Keywordに、コマンド名を設定します
Placeholder Titleは説明で、svn lock~~とかAlfredで入力したときに表示される名前です。適宜設定してください。完了したら[Save]をクリックしてください
同じ要領で、画面右にある+ボタンをクリックし、今度は[Actions]⇒[Terminal Command]を選択してください
Scriptの欄に、Terminalのコマンドを入力します。今回はsvn lockコマンドを行いたいので、[svn lock {query}]と入力します。queryには、さっき作成したFile Filterのファイルパスが入ると思ってください。終わったら[Save]をクリックしてください
※exitしないとターミナルが表示されたままになるので、こうしていますが、不要なら消してください
画面に下のように2つオブジェクトができたと思います。
あとはこの2つをつなげば完了です。
svn lockにマウスオーバーすると右側に突起が出てくるので、それをクリックして、Terminal Commandにドラッグします
これで完了です!
Alfredを起動して、svn lock hogehogeと打ってみましょう
これを実行すると、svn lock Qiitaメモ.txtコマンドが実行されます
そのほか
僕はサーバーにSSH接続するのを簡易化するために、下のようなコマンドでつなげるようにしています。
※Fileを扱わない場合は、[Inputs]⇒[File Filter]ではなく、[Inputs]⇒[Keyword]を使用しましょう
まとめ
今回わけあってsvn lockを題材にしましたが、git checkoutで戻してみたり、scpでサーバーにアップロードしてみたりと、いろいろなことが出来ると思います。
Alfred便利です