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Gemini CLIでObsidianを管理してみた

Last updated at Posted at 2025-07-26

以下の記事に影響されてやってみることにしました!

導入

グローバルインストール(プロジェクト関係なく、端末全体でgeminiが使える)

npm install -g @google/gemini-cli

もしローカルインストール(指定のプロジェクトやディレクトリのみで使用できる)したい場合は以下。

npx https://github.com/google-gemini/gemini-cli

Obsidian管理のディレクトリに移動して、以下実行。

gemini

GEMINICLI画面.png

思ってたより超簡単に導入できました。
以下のことができるそうです。

プレビュー期間中はGemini 2.5 Proとその広大な100万トークンのコンテキストウィンドウを、毎分60リクエスト・毎日1,000リクエストまで無料で利用できます。
https://zenn.dev/schroneko/articles/gemini-cli-tutorial

Obsidianに使ってみる

自動ファイル移動

obsidianのメモをGitHubでバージョン管理したいが、プライベートなメモはpushしたくない。
そこで、プライベートなメモは全て98_Privateディレクトリに移動して.gitignoreしたい。
だが、数多いファイルの中からプライベートなファイルを探し出し、手作業で移動するのは面倒くさい。

そこで、Gemini CLIに「東京の新居.mdファイルにリンクされたmdファイルをすべて98_Privateディレクトリに移動して」とお願いしてみる。

ファイル移動-2.png

以下のように、移動前に確認してくれるのもありがたい!!

移動確認モザイク.png

ちゃんと移動されていました、感動。

移動完了モザイク.png

GEMINI.mdファイルによりワークフローの自動化の失敗

メモの構造や文面を整理・修正するのは手間がかかります。
今回は、それらの整理・修正をGemini CLIに自動実行してもらいます。

プロジェクトのルートにGEMINI.mdファイルを作成し、実行したいワークフローのルールを記述します。プロジェクトのルートにGEMINI.mdファイルを作成し、実行したいワークフローのルールを記述します。

### `/workflow:draft_permanent_note`

**目的**: `FleetingNote``LiteratureNote`を横断的に分析し、PermanentNoteの草案を作成することで、知的生産を加速させます。

**アクション**:
1. `02_Fleeting/``04_Literature/`内のすべての`.md`ファイルを読み込みます。
2. 内容をAIが横断的に分析し、関連性の高いテーマやアイデアのクラスター(集合)を特定します。
3. 私(ユーザー)に、どのテーマについて深掘りしたいか、選択を促します。
4. 選択されたテーマに基づき、関連ノートへのリンクや発展的な問いを含んだPermanentNoteの草案を`05_Permanent/`に作成します。

これが、独自のカスタムコマンドを定義するための、AIへの指示書になります。

上記のようにGEMINI.mdを設定しておけば、定義したカスタムコマンドを呼び出すだけで、一連の処理をAIが代行してくれるはずでしたができませんでした。

/workflow:draft_permanent_note

✕ Unknown command: /workflow:draft_permanent_note

結局原因はよくわかりませんでしたが、できなかったことをGminiに伝えると、permanent_noteの草案作成を実行してくれました。
GEMINI.mdを参照することはできるらしい。

ファイル内容分析と提案-2.png

1と答えます。

草案作成-2.png

すると、以下のような、雑多なメモの知識が整理された新たなメモが作成されました。
タグ付けまで自動でしてくれました。

タグ付け.png

関連するノートのリンク付けまでしてくれている。ありがたい!!

関連するノートのリンク付け.png

終わりに

まだ、Gemini CLIを信用しきれてなく、プロンプトで意図していない操作をされることが怖いです。
そのため、ObsidianファイルをGitでバージョン管理することにしました。誤ったファイル削除・修正をされてもすぐに戻せて、かつ、変更差分が分かるようにしました。

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