以下の記事に影響されてやってみることにしました!
導入
グローバルインストール(プロジェクト関係なく、端末全体でgeminiが使える)
npm install -g @google/gemini-cli
もしローカルインストール(指定のプロジェクトやディレクトリのみで使用できる)したい場合は以下。
npx https://github.com/google-gemini/gemini-cli
Obsidian管理のディレクトリに移動して、以下実行。
gemini
思ってたより超簡単に導入できました。
以下のことができるそうです。
プレビュー期間中はGemini 2.5 Proとその広大な100万トークンのコンテキストウィンドウを、毎分60リクエスト・毎日1,000リクエストまで無料で利用できます。
https://zenn.dev/schroneko/articles/gemini-cli-tutorial
Obsidianに使ってみる
自動ファイル移動
obsidianのメモをGitHubでバージョン管理したいが、プライベートなメモはpushしたくない。
そこで、プライベートなメモは全て98_Private
ディレクトリに移動して.gitignore
したい。
だが、数多いファイルの中からプライベートなファイルを探し出し、手作業で移動するのは面倒くさい。
そこで、Gemini CLIに「東京の新居.md
ファイルにリンクされたmdファイルをすべて98_Private
ディレクトリに移動して」とお願いしてみる。
以下のように、移動前に確認してくれるのもありがたい!!
ちゃんと移動されていました、感動。
GEMINI.mdファイルによりワークフローの自動化の失敗
メモの構造や文面を整理・修正するのは手間がかかります。
今回は、それらの整理・修正をGemini CLIに自動実行してもらいます。
プロジェクトのルートにGEMINI.md
ファイルを作成し、実行したいワークフローのルールを記述します。プロジェクトのルートにGEMINI.md
ファイルを作成し、実行したいワークフローのルールを記述します。
### `/workflow:draft_permanent_note`
**目的**: `FleetingNote`と`LiteratureNote`を横断的に分析し、PermanentNoteの草案を作成することで、知的生産を加速させます。
**アクション**:
1. `02_Fleeting/`と`04_Literature/`内のすべての`.md`ファイルを読み込みます。
2. 内容をAIが横断的に分析し、関連性の高いテーマやアイデアのクラスター(集合)を特定します。
3. 私(ユーザー)に、どのテーマについて深掘りしたいか、選択を促します。
4. 選択されたテーマに基づき、関連ノートへのリンクや発展的な問いを含んだPermanentNoteの草案を`05_Permanent/`に作成します。
これが、独自のカスタムコマンドを定義するための、AIへの指示書になります。
上記のようにGEMINI.md
を設定しておけば、定義したカスタムコマンドを呼び出すだけで、一連の処理をAIが代行してくれるはずでしたができませんでした。
/workflow:draft_permanent_note
✕ Unknown command: /workflow:draft_permanent_note
結局原因はよくわかりませんでしたが、できなかったことをGminiに伝えると、permanent_noteの草案作成を実行してくれました。
GEMINI.mdを参照することはできるらしい。
1と答えます。
すると、以下のような、雑多なメモの知識が整理された新たなメモが作成されました。
タグ付けまで自動でしてくれました。
関連するノートのリンク付けまでしてくれている。ありがたい!!
終わりに
まだ、Gemini CLIを信用しきれてなく、プロンプトで意図していない操作をされることが怖いです。
そのため、ObsidianファイルをGitでバージョン管理することにしました。誤ったファイル削除・修正をされてもすぐに戻せて、かつ、変更差分が分かるようにしました。