0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Wi-FiのMACアドレス表示が2種類ある件

Posted at

概要

MacbookでWi-FiのMACアドレスを確認するとコマンドで叩いた情報と齟齬していたので細部を調べてみた。

経緯

ネットでMACアドレスの確認方法に関するページを見ていたら嘘を書いてるのでは?と思う部分があり調べてみた。ネットの確認方法は以下

  1. システム設計を開く
  2. 左パネルのWi-Fiを選択する
  3. 接続済みと書かれている場所の右側にある詳細を選択する
  4. ポップアップの左パネルのハードウェアを選択する
  5. MACアドレスが表示される

自分の認識

MACアドレスは上記の点順4でポップアップされた画面のWi-Fiアドレスが該当する。

もしくは手順3で表示されている画面の右側パネル最下部にある詳細設定を選択し表示されるWi-Fi MACアドレスが該当する。

ちなみに、自分が認識している確認場所に書かれているMACアドレスとネット記載の場所のMACアドレスは異なる。

検証してみた

  1. ターミナルからコマンドを叩きインターフェースのMACアドレスを確認
  2. システム設定のシステムレポートでWi-fiのMACアドレスを確認

結果

検証で得られたMACアドレスはどちらも自分の認識通りだった。

ここで疑問

じゃあネットで示されていた部分のMACアドレスは何?

最初は繋がっているルーターのMACアドレスかと思ったが、検証過程でARPテーブルを確認して違うことが判明した。
コマンドを打っても表示されているMACアドレスはどこにも出てこなかった。

ネットで色々探してみるとappleのサポートページでランダム化されたMACアドレスというキーワードを見つけた。

どうやらappleさんはプライバシー保護のため、プライバシーMACアドレスというランダム化されたMACアドレスを使うらしい。

上記から判明した事項

つまり、自分がMACアドレスだと認識していたものはプライバシーMACアドレスだった。
ハードウェア自体のMACアドレスはネットで説明されていた通りの手順で調べることができる。

結論

MacはWi-Fi利用時のプライバシー保護のためプライベートMACアドレスというランダム化されたMACアドレスを使っている。ターミナルでインターフェイスを確認してもプライベートMACアドレスが出てくる。よって、確認はシステム設定のWi-Fiから詳細を開きハードウェアを選択しなければならない。

今更だが数年前にプライベートMACの記事を読んでクラッカーと同じこと(MACアドレスの詐称)やってるやんって思ったのを思い出した。知識って抜けるものやね…

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?