役に立つ場面が思い浮かびませんが、伝授します。
幽霊みたいなセルを作りましょう。
見えないシングルクオートとは
B1セルに対して、空白セルか確かめるISBLANK関数を当てると、「空白ではない」という意味の FALSE
が表示されます。
実はここB1セル、何もないように見えて、シングルクオートが入っているのです。
(2019/7/10 追記)
B1セルに入っているのはシングルクオートではありませんでした。詳しくは記事の最後に。
見えないシングルクオートを作ろう
環境
以下2つの環境で動作することを確認しています。
- Microsoft Excel for Mac v16.16.10
- Excel 2013 (Windows)
いろいろ確認してみる
=A1=B1
してみましょう。どちらもシングルクオートなので、戻り値は TRUE
になります。
空白でないセルをカウントするCOUNTA関数、結果は2になりました。どちらのセルにも文字列が入っていることになります。
なぜ、見えないシングルクオートが作れるのか
わかりません。おそらくエクセルの仕様だと思いますが、一体なんのために…。
知ってる方、いたら教えてください。
(2019/7/10 追記)
コメントいただき解明いたしました。
A1セルにシングルクオートを入力したことにより、「空テキスト」が生成されました。
B1セルへは空テキストをコピーした、ということです。
=A1=B1
がtrueになるのはどちらも空テキストが入っているからであり、
空テキストが入っている、ということは空セルではないので、ISBLANK関数ではfalseが返りました。
空セルと空テキスト、同じようで違う…ここを突っ込んでいくとエクセルの沼にハマりそうです。
調査・コメントしてくださったryo_ryo様、ありがとうございます。