背景
Azure 触り始めたころの、今となっては懐かしい恥ずかしい思い出
実際に起きた現象
- Azure ML の環境一覧表示コマンドが動かない。動くサブスクのもある。
動かない
az ml environment list --resource-group {rg-unavailable} --workspace-name {ws-unavailable}
動く
az ml environment list --resource-group {rg-available} --workspace-name {ws-available}
この当時、サブスクを超えてコマンド実行できると考えていた・・
原因
- コマンドの実行対象サブスクという概念がある
- 裏を返せば、実行対象でないサブスクに対しては、はコマンド実行できない
サブスクは課金単位なので、その境界を越えてコマンド実行は出来ない
- 裏を返せば、実行対象でないサブスクに対しては、はコマンド実行できない
- ml environment なら、
--subscription
オプションで指定出来たが指定していなかった。
対処
デフォルトサブスクを切り替える
- 一覧表示
az account list
- デフォルト指定
az account set -s {target subscription}
--subscription
オプション で実行対象を指定する
あとがき
subscription - resource group という概念があったつもりだが、
scope を意識していなかった為に、resource group を指定していれば subscription を超えられる、と勝手な思い込みをしていたのが失敗だったかな、と今は思う。
以下、スコープを意識出来ていればたぶん大丈夫。