エラーの原因がわからない!!
ターミナル上でプログラムを走らせようとしても動かないことがありますよね。
エラーメッセージの通りに修正しても、いまいちうまくいかなかったり、そもそもメッセージの意味がわかんないこが多くあります。
そんな時、原因の候補としてアクセス権(パーミッション)が考えられます。
今回はそれについて説明します。
# そもそもアクセス権って?
知っている人は飛ばしてください。
アクセス権によって、ユーザーごとにファイルへのアクセスの許可または禁止を設定できます。
ユーザーは「所有者」「グループ」「その他」で分類され、それぞれにパーミッションの設定ができます。
ファイルへのアクセス権は三つで分類されます。権限の情報はls -l
で確認でき、それぞれアルファベットで表記されます。
アクセス権 | 表記 | 説明 |
---|---|---|
読み取り | r | 『read』 ファイルの読み取りが可能(内容表示) |
書き込み | w | 『write』 ファイルの書き込みが可能(編集や上書きコピーなど) |
実行 | x | 『execute』 ファイルの実行が可能(プログラムやシェルスクリプトの実行) |
chmodでアクセス権を付与しよう
chmod
は権限を付与するコマンドです。
#使用例
chmod u+x FILE #ユーザー(u)に実行(x)権限を与える
ls -l
で権限を確認して、プログラムを実行してみましょう!
これで解決しない場合・・・
はよくありますよね。
エラー対処によってスキルは向上していくと思うので、めげずにトライしていきましょう!!