目次
1. 問い
Q:RAM、ROM、メモリってなに?
2. 回答
○RAM、ROM、メモリの大まかな説明
メモリ:必要なデータを記録する装置のこと。
●<では、RAMと、ROMは?>
メモリ | 説明・特徴 |
---|---|
RAM(Random Access Memory) | 読み書き可 / 揮発性 |
ROM(Read Only Memory) | 読み出しのみ(*例外あり) / 不揮発性 |
●<読み書きについて>
その名の通り、
・読み:データの読み込み
・書き:データの書き込み
●<揮発性 / 不揮発性>
・揮発性:電源を切ると、データが消える。
→OSやアプリケーションが動作する際の作業スペースの役割がある。
・不揮発性:電源を切っても、データが残る
→データを保存・記録するためのストレージとして使用される。
○RAMを詳しく
RAMからさらに2種類に分かれます。
RAM | 説明・特徴 |
---|---|
DRAM(Dynamic RAM) | 主記憶装置に使用 / ¥安い / 容量大 / SRAMより遅い |
SROM(Static RAM) | キャッシュメモリに使用 / ¥高い / 容量小 / DRAMより高速 |
●<主記憶装置とは?>
起動するプログラムを一時的に記憶しておく装置。
揮発性ですね。
では、なぜ揮発性の主記憶装置にわざわざ一時保存をするのか?(不揮発性じゃダメなのか?)
●<なぜ揮発性の主記憶装置にわざわざ一時保存をするのか?>
まずは、3つの関係性から。
CPU - 主記憶装置 - 補助記憶装置(ハードディスクなど)
- CPU:主記憶装置にあるOSやアプリケーションを動作させる。
- 主記憶装置:補助記憶装置からデータを取り出す
- 補助記憶装置:主記憶装置にデータを渡す
それぞれに上記の役割があります。
(補助記憶装置から直接、CPUにデータを渡せばいいじゃないのか?)
そうではなく、
補助記憶装置は処理速度が遅く、CPUの早さについていけるのは、主記憶装置だからです
以下の記事がわかりやすかったです。
○ROMを詳しく
※ ROMは、読み出しのみと上記で記載したが実は、読み書きができるROMもあります。
ROM | 説明・特徴 |
---|---|
マスクROM | 一般的 / 読み出し専用 / 製造時点でデータが書き込まれている。 |
PROM(Programmable ROM) | ユーザーが書き換え可 |
PROMも3種類に分かれる
- EPROM・・・紫外線で書き換え
- EEPROM・・・電気的にデータを消去して書き換え
- フラッシュメモリ・・・EEPROMの1種。ブロック単位でデータを消去して書き換え。(例:SDカード)
3. 参考