AWS
仮想Windowsサーバー
WordPRESSをセットアップ

AWSで、仮想Windowsサーバーを構築し、WordPRESSをセットアップする(後編)

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 前編では、AWS(アマゾンウェブサービス)で、仮想Windowsサーバーの環境の構築を終わるところまででした。Lightsailを使って、インスタンスを作成する。こんなに簡単で、便利なサービス、webサービスの進化とそのスピードは、ネット黎明期に比べると昔日の感がありますね。驚きです。

 さて、基本(土台)ができましたので、

1. Windowsサーバーの日本語化

2. WebPIを使ってWordPRESSのインストール

3. 表示確認

という流れで、チュートリアルとヨコヤマ企画さん、焦げlogさんのブログ記事を引用・参考にしながら、初心者にも納得できるようにスッテプバイステップで、丁寧に手順を進めて行きます。


【復習を兼ねて、仮想Windowsサーバーを立ち上げます】

 AWSトップページから、ナビゲーションメニューの右上(アカウント)、AWSマネジメントコンソール-ログイン画面へと進みます。

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 必要事項を入力して、

(仮想マシンの起動)→(Lightsailに移動)→(Lightsailインスタンス作成・設計画面)→(ナビゲーションメニューの左上ホーム)→(インスタンス一覧)から仮想Windowsサーバーを選択します。

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(仮想Windowsサーバー)→(開始)をクリック。仮想Windowsサーバーが立ち上がり、(RDP-リモートデスクトッププロトコルを使用して接続)別窓で、Windowsサーバーのデスクトップ画面となります。

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【Windowsサーバーの日本語化】

 デスクトップで、メニューを操作すると英語表記のメニューが表示されます。この状態でも操作できる方は、この項目を飛ばして、【WebPIを使ってWordPRESSのインストール】へと進んでください。

 私ように、どうもこれでは操作性が悪いし、時計が違うのが気になるという細かな事が気になる方は、約20分の作業で、日本語化のセットアップをしましょう。

 ヨコヤマ企画さんのブログ記事を引用・参考にさせていただきます。


 Windows Server 2012 R2は、以下の手順で言語を変更できます。管理ツールの画面も含めて完全に日本語化されるので便利です。

1.[スタート]ボタンを押し、[Control Panel]を起動

2.[Clock, Language and Region]の下の[Add a Language]をクリック

3.[Add a Language]をクリック

4.[Japanese]を選択し[Add]をクリック

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5.[日本語]を選択し、[Move Up]をクリックして最優先言語に設定する

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*ここがtipsです。日本語が一番上になるようにしましょう。


6.[日本語]の[Options]をクリック

7.[Download and install language pack]をクリックし、日本語言語パックをインストール

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*ここがtipsです。パソコン環境、通信速度によりますが、インストールに意外と時間がかかります。フリーズしているのではと不安になりますが、稼働しているので、お茶でも飲みながら{Installation complete}画面を待ちましょう。

8.[Change date, time, or number format]をクリック

9.[Location]タブで[Japan]を選択

10.[Administrative]タブを選択

11.[Welcome screen and new user accounts]で[Copy settings]をクリック

12.ダイアログボックスで[Apply]をクリック

13.2つのチェックボックスを有効にして[OK]をクリック

14.再起動を促すダイアログボックスで[Cancel]をクリック

15.[Language for non-Unicode programs]で[Change system locale]をクリック

16.[Japanese (Japan)]を選択して[OK]をクリック

17.再起動を促すダイアログボックスで[Restart now]をクリックし、再起動

18.再起動が完了したら、仮想マシンに再接続

以上で日本語化が完了します。

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*ここがtipsです。再起動画面が繰り返して、インスタンスへの接続が安定しない事があります。この場合は、Lightsailに戻って、インスタンス再起動のメニューを選択しましょう。

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参考アドレス

http://yp.g20k.jp/2014/07/windows-server-2012-r2.html


【WebPIを使ってWordPRESSのインストール】

 手順を進める前に、インタネットエクスプローラーに変えて、Firefoxブラウザをダウンロード、インストールします。

 WordPRESSの4.8以降は、インタネットエクスプローラーがサポート対象外とされるなど、安定性、操作性、セキュリティにすぐれたWebブラウザが他のいくつも有りますので、その中からFirefoxを既定にします。AWSの利用にも何かと便利ですので。

 インタネットエクスプローラーで、Firefoxを検索して、をダウンロード、インストールします。

 また、テキストエディターを同じ手順で、インストールします。サクラエディタ、Notepad++、TeraPadなどお好みで選んでインストールします。

*ここがtipsです。WordPRESSをインストールする時に、セキュリティキーの設定が必要となりますが、テキストエディターは、文字の置き換えに使います。事前に準備します。

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 続いて、Web PI (Web Platform Installer)を使って、WordPRESSをWindowsサーバーにインストールする手順です。

焦げlogさんの記事を引用させていただきながら、情報を追加させていただきました。


1.管理者権限のユーザーでログインし、Web ブラウザから「https://www.iis.net/downloads/microsoft/web-platform-installer」にアクセス、[Free Download] をクリックします。

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2.[保存] ボタンをクリックし、WebPlatformInstaller_amd64_en-US.msi をダウンロードします。


※既定では、ログインしたユーザーの [ダウンロード] フォルダーに格納されます。

3. WebPlatformInstaller_amd64_en-US.msi をダブルクリックし、WebPI をインストール、起動します。

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 WebPlatformInstallerのインストールが終了しました。次は、いよいよWordPRESSのインストールです。



  1. 右上の検索ボックスに [wordpress] と入力、Enter キーを押下します。
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  2. [WordPress] を選択、[追加] ボタンをクリック後、[インストール] ボタンをクリックします。

  3. MySQL のパスワードを入力し、[続行] ボタンをクリックします。
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  4. [同意する] ボタンをクリックします。

  5. インストールが開始します。
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  6. ここではデフォルトの状態でインストールするので、[続行] ボタンをクリックします。

  7. 各項目に対して、秘密鍵 (シークレット キー) を入力、[続行] ボタンをクリックします。
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    * ここがtipsです。https://api.wordpress.org/secret-key/1.1/salt/ にアクセスして、ランダムに生成されるキーセット値を取得し、コピーしてインストールウィザードに貼り付けます。その前に、文字の置換を行います。ページのテキストを全てコピーして、テキストエディターの新規ページに貼付けます。
    WebPI ではシングル クォート (‘)、バックスラッシュ ()、ドル文字 ($) については判別できないため、テキストエディターで、(S)に置換します。
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  8. パスワードをコピーし、[完了] ボタンをクリックします。

    ※コピーしたパスワードについては、WordPress を動作する必要な情報となるため、別途テキスト ファイルなどで保管します。
    *ここがtipsです。テキストエディターで、保管する際には、パスワードをかけるなど工夫をします。
    12.WordPRESSの言語を選択する画面になりますので、日本語を選択します。
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  9. 必要な項目に入力し、[WordPress をインストール] ボタンをクリックします。

    ※ここでは、外部に公開したいため、[] のチェック ボックスをオフにしています。
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  10. WordPress のインストールが完了するので、[ログイン] ボタンをクリックします。

  11. ユーザー名とパスワードを入力し、[ログイン] ボタンをクリックします。

  12. ログインが成功すると、管理画面が表示されます。
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参考アドレス

https://kogelog.com/2015/02/23/20150223-01/



 管理画面のメニュー表示に不具合が無いかを確認します。

 問題ないようでしたら、右上のアカウント名メニューから、一旦、ログアウトします 

 WordPRESSのトップページに、ブラウザからアクセスして、表示を確認します。

ブラウザから(//localhost/wordpress/)にアクセスします。トップ画像と下にスクロールすると“Hello World”の記事が表示されます。

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 WindowsサーバーにWordPRESSのサイトが、立ち上がりました。ブログデザインなどは、管理画面(//localhost/wordpress/wp-admin/)にログインして、カスタマイズして行きます。

 なお、もっと別の方法で、WordPRESSを立ち上げたいという場合は、

間野優希さんの『AWSで立ち上げるWordPressサイトの構築』『初心者が使うLightsailについて』の記事で、詳しく触れられています。参考にされてはと思います。


【まとめ】


  • 初心者の方が、パソコンを前に、WordPRESSサイトを構築するために、サーバーの手配、データベースのセットアップと様々に手順を検索して、実際に作業する時間が、AWSを使う事によって、驚くほど、簡単に速くできる。一番の魅力です。
     躓いて、3日間の悪夢の試行錯誤の時間・・・・・。それに比べると信じられないくらいの便利さです。

  • また、VPSですから、躓いても、スナップショットのバックアップイメージで、作業の足跡をたどれますし、最悪、新しくサーバーを立ち上げて、一から始める手軽さが有ります。

 WindowsサーバーにWordPRESSのマルチサイトを立ち上げる次のハードルに挑戦しています。相性が余り良くない事も承知であえての挑戦です。ページが真っ白になる、いつものトラブルにも余裕を持って、一からの検証作業ができています。マルチサイトができたら、その体験を次の記事のテーマに続編をアップいたします。

AWSで、仮想Windowsサーバーを構築し、WordPRESSをセットアップする(前編)は、こちらです。