タスク管理やプロジェクト管理にどんなツールを導入していますか?
私はOKRクラウドの「banto」の開発に携わっており、
banto開発チームでは新たにYouTrackを導入しました。
今までは backlog でタスク管理をしていたのですが、
YouTrackでチームにどんぴしゃの管理方法を実現できました。
bantoチームでのYouTrackを使った事例を3点ほど紹介致します。
YouTrackとは
JetBrains から出ているプロジェクト管理ツールが YouTrack です。
日本ではあまり馴染みの無いツールですが、世界中で45,000社以上で使われている実績があります。
このツールの特徴はなんと言ってもカスタマイズ性です。
どんなタスク管理方法ができるか
bantoチームでは下記フローでYouTrackを活用して、
日々のタスク管理からリリース機能の管理をしております。
事例としては下記三点になります。
1. タスクの優先順位を決めるマトリクス図
2. 各自のタスクの進捗状況を見るカンバンボード
3. リリースボード
1. タスクの優先順位を決めるマトリクス図
こちらはX軸:概算工数、Y軸:要望指数のマトリクスになっています。 表の右側に行くほど工数が長くなり上に行くほど要望が多い機能である事を示します。このボードを作った背景としてbantoの開発ではセールスも開発も一緒に、
あーだこーだ言いながら着手するタスクを決めています。
セールスチームがこのタスクのチケットは最近お客様からよく言われるからチケットを上にずらそう、
開発チームがこのタスクは工数が意外と掛かるからチケットを右側にずらそう。
こんな意見をどんどんドロッグ&ドロップしてチケットの位置を変更して、
どのチケットを実行するのかをチーム全体の意見を含めた形で結論がつけやすくなります。
WEB上のホワイトボードみたいに機能してくれるので、
リモートで離れていてもストレスなくタスク決めの議論が出来るようになりました。
そしてこちらで取り組みを決めたタスクは自動的に次のボードにチケットが移行します。
###2. 各自のタスクの進捗状況を見るカンバンボード
こちらはX軸:進行状況、Y軸:担当者のカンバンボードになっています。
Trelloに近いタスク管理方法ですが、
表の右側に行くほどタスクが進行しており担当者別にタスクの進行状況を認識できます。
そしてこのボードの進行状況で「完了」に割り振られたタスクは自動的に次のボードにチケットが移行します。
###3. リリースボード
こちらはX軸:分類、Y軸:リリースバージョンのマトリクスになっています。
バージョン毎にどんな機能をリリースしたのかが一目瞭然になりました。
ここまでチケットが来たらチケットの移動は終わりです。
チームに合うカスタマイズを
2020年5月17日時点で、ユーザー数が10名までなら無料プランで導入できる嬉しい価格設定になっています。
そしてbantoチームのカスタマイズ例も全て無料プランで実現出来ました。
チームによってタスク管理ツールにもとめるニーズは様々なはずです。
カスタマイズに優れたYouTrackなら今まで満足するツールが無かったチームにも満足できる解決策が作れるでしょう。