序
CloudReady v68.3.26でCtrl+Alt+Tでcroshを開いて、shellに入って、/usr/binとか眺めてたらflatpakが入ってたのでVSCodeが入れられないかなと試してみたらあっさりインストールできました。
インストール手順
flathubに行って、インストールしたいアプリのページを開いてINSTALLボタンをクリックすると~.flatpakrefファイルが保存されます。
ファイルアプリから~.flatpakrefファイルを開くとインストールが開始されるので、あとは終わるのを待つだけ。
インストール手順(手入力)
flatpak remote-addでflathubを追加してflatpak installでVSCodeをインストールするだけというお手軽さ。
最初はこの方法でやったけど、実はターミナル開くまでもなく上記の方法で良かったという落ち。
消すのもなんなので残しておきます。
sudo flatpak remote-add --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo
sudo flatpak install flathub com.visual.studio.code
途中で何やら聞いてきますが全部yでok。
以上でインストール完了。
起動方法
ランチャーにVSCodeのアイコンが追加されるのでごく普通に起動。
問題点
動くことは動くんですけど、いろいろと不満な点も多々。
シェルフに固定できない&アイコンがVSCodeじゃない
chromeアプリだとシェルフに固定できますが、
linuxアプリだとシェルフに固定できないみたいです。あと、アプリアイコンが(O)になってる。
起動オプションをどうにかしたい
ルートフォルダを開いた状態で起動するので、こんなに管理しきれないって文句言われます。
VSCodeの起動設定は**/var/lib/flatpak/exports/share/applications/com.visualstudio.code.desktop**の中の
Exec=/usr/bin/flatpak run (略) --reuse-window @@ %F @@
という行に記述されていて、どうも最後の"@@ %F @@"が悪さしてるみたいなのでそれをsudo viとかで削除したのちログインしなおせば適用され、毎度ルートフォルダを開くことはなくなります。
が、VSCodeが更新されると上記ファイルも書き換わって元に戻るらしく、ルートフォルダ開くのが再発します。
回避方法が何かないかなと調べてみたら、環境変数XDG_DATA_DIRSに*.desktopファイルの置き場所が設定されていて、個人用だと ~/.local/share/flatpak/exports/share/ が置き場所みたいなので、なければ適宜作って、/var/lib/(略)/com.visualstudio.code.desktop をそこにコピーして中身の余計なパラメータを削除してやれば良さそう…ではあるんだけど、どうにもうまく行かない。
そもそもcom.visualstudio.code.desktopなんて長い名前の必要もないからvscode.desktopに変更して、中身の名前定義もName=VSCodeにしてやればランチャーに"VSCode"って名前のアイコンが追加されるはずだよねと思ったんだけど再起動してもさっぱり出てこない。
freedesktopを利用してるのだからupdate-desktop-databaseで情報更新したいところだけど実行ファイルが入ってないので無理。一体どうやってランチャーの更新をしてるのやら。