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Tencent Cloudで静的コンテンツを配置する方法

Last updated at Posted at 2022-03-25

こんにちは!
Tencent Cloudについて猛烈勉強中のひよっこエンジニアです。

今回は他クラウドでもよくある、CDN+ストレージサービスで静的なコンテンツを配置する構成をTencentCloudでも実装してみました!!

TencentCloudの特徴も最後の方にまとめてみましたので、参考にしていただけると嬉しいです!

構成

今回、検証を行う構成としては以下をイメージしています。
image.png

COS(Cloud Object Storage)設定

まずは、COSにコンテンツを配置します。
今回は画像を配置します。

項目 備考
Region Tokyo
Name goro-13063xxxxxxxx
Access Permission Private Read/Write 今回はCDN経由なので、外部から直接見れないように設定します。
Versioning バケットのバージョニング機能を有効にする場合はONに設定します。
Loging 有効にする場合は、事前にログを保管するバケットを作成しておく必要があります。
Bucket Tag タグを設定する場合は入力します。
Server-side Encryption サーバサイドでの暗号化を行う場合は設定します。

全ての項目を入力し、bucketを作成します。
問題なく、作成できたら対象の画像を配置します。
image.png

COSドキュメント:https://intl.cloud.tencent.com/jp/document/product/436

CDN設定

続いて、CDNの設定を行います。

項目 備考
Region Overseas Overseas以外はICPの申請を行なっていないと利用できません
Acceleration DomainName 取得したドメインを入力 「Verification Method」で認証を行います。
※DNS側でTXTレコードに出力されている情報を設定し、認証を行います。
Acceleration Type Web Page file download

次にOrigin Configurationの設定を行います。

項目
Origin Type Tencent Cloud COS Origin
Origin-pull Protocol HTTPS
Origin address 先ほど作成したCOS bucket
Private bucket access ON

そのほかの設定についてはデフォルトに設定を行い、CDNを作成します。
無事作成できました!
image.png
image.png

CDNドキュメント:https://intl.cloud.tencent.com/jp/document/product/228

DNSPod設定

次にDNSPodの設定を行います。

DNSPodはコンソールが別になるため、下記リンクからログインします。
DNSPodコンソール:https://www.dnspod.com/

また、現在ドメインの購入はTencentCloud上からはできないので、個別で購入が必要になります。
今回はお名前.comで取得しました。

DNSPodのコンソールにログインできたら、取得したドメインを追加します。

CNAME、TXTレコードをそれぞれ入力します。

項目 備考
CNAME CDNの設定を行うと、CNAMEが発行されるのでその値を入力します。 ※CDNマネジメントコンソールより、確認できます。
TXT CDNの設定時に、ドメイン認証を行う際に発行された値を入力します。

また、ドメインを登録した際にNSレコードが2つ既に設定されているため、
ドメインを購入したネームサーバに登録が必要になります。

今回はお名前.comのネームサーバに設定を行いました。
image.png

ここまで行い、URLにアクセスすると無事成功です!!!!!
image.png

さいごに

今回は、TencentCloudでの静的コンテンツの配置を行いました。

AWSでの設定方法と比較しても、そこまで難しいものではない印象でした。

違いとしてあるとしたら、Tencent Cloudでは、まだドメインの購入までできないので、ドメインは別サイトで購入する必要がある程度かなと思います。

次回は認証付きURLの発行を行いたいと思います!

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