Android OSの構造
System Apps
Android OS
に備わっているアプリ。
Java API Framework
Android開発に必要なJavaライブラリ
。
Native C/C++ Libraries
C言語
やC++言語
でプログラムを作成するためのライブラリ。
Android Runtime(ART)
Java
プログラムを実行するための実行環境。
Hardware Abstraction Layer(HAL)
Android
端末のハードウェアを扱うライブラリ。
Linux Karnel
Android Karnel
の核となるカーネル。
Android Studio
JetBrains
社が開発したIDEであるIntelliJ IDEA
をベースに、Google
社が開発したAndroidアプリ開発環境の標準となるIDE。
Android Virtual Device(AVD)
Androidエミュレータ
。
Hardware Accelerated Execution Manager(HAXM)
Intel
社が提供する、仮想化環境を使うことでAVD
の動作を高速化するツール。
Project Template
参考1: Project Template(1/2)
参考2: Project Template(2/2)
参考3: GUIコンポーネント
選択肢 | 内容 |
---|---|
No Activity | 画面を必要としないアプリ |
Basic Activity |
NavigationBar が表示され、FloatingActionButton(FAB) が組み込まれたアプリ |
Button Navigation Activity |
BottomNavigation(下タブ) が組み込まれたアプリ |
Empty Activity | 最小限のコードで構成されたアプリ |
Fullscreen Activity |
NavigationBar やFAB が表示されないフルスクリーンのアプリ |
Google AdMob Ads Activity |
広告バナー を表示するアプリ |
Google Maps Activity |
Googleマップ を表示するアプリ |
Login Activity |
非同期通信 でログイン処理を行うアプリ |
Master/Detail Flow | スマートフォンとタブレット端末それぞれに 適した画面構成を行うアプリ |
Navigation Drawer Activity |
サイドメニュー を扱うアプリ |
Settings Activity | アプリの設定画面を生成するアプリ |
Scrolling Activity | 下スクロールによってTopAppBar を生成するアプリ |
Tabbed Activity |
Tab バーが組み込まれたアプリ |
Fragment + ViewModel | フラグメント間でデータ共有を行うアプリ |
Native C++ |
C++ でアプリ開発を行う場合 |
Androidビューのファイル構成
manifests
AndroidManifest.xml
ファイルが格納されたフォルダ。
アプリを実行するのに必要な設定が記述される。
java
.java
や.kt
ファイルが格納されたフォルダ。
res
Androidアプリの実行に必要な、java
フォルダに属さないファイル(=リソース
)群。
res内のサブフォルダ構成
サブフォルダ | 内容 |
---|---|
drawable |
画像 ファイル |
layout | 画面構成に関わる.xml ファイル |
mipmap | アプリのアイコン ファイル |
values | アプリで表示する固定文字列(strings.xml ),画面テーマ( themes.xml ),色構成( colors.xml )を表す .xml ファイルなど |
Gradle Scripts
Android Studio
のビルドシステムGradle
のビルドスクリプトをまとめたノード。
レイアウトファイルとアクティビティ
Androidアプリ開発において編集するファイルは主に以下の3つ。
res/layout
フォルダのレイアウトXML
ファイル(=レイアウトファイル
)java
フォルダの.kt
または.java
ファイル(=アクティビティ
)res/values
フォルダのstrings.xml
ファイル
レイアウトファイル
画面構成を担う.xml
ファイル。
アクティビティ
処理を担う.kt
または.java
ファイル。
なお、レイアウトファイル
とアクティビティ
のペアは関連した名前をつける。
(ex.) activity_main.xml
ファイルとMainActivity
クラス
strings.xml
アプリで表示させる文字列を記述した.xml
ファイル。
アプリを多言語対応させる場合は、所定フォルダ(日本語の場合はvalues-ja
)に格納するだけで、Android OS
の言語設定に応じて自動に切り替えられる。