はじめに
Unity認定 Professional Programmerに合格できましたので、私の勉強方法や感じたことを共有させて頂こうと思います。
あくまで私個人の考えであること、ご了承ください。
私について
Unityは2022年3月からさわり始めました。
C#はWebアプリケーション開発として3年程度経験はあり、他言語(Java、PHP)によるWebアプリケーション経験が5年以上あります。
その他、Microsoft Azureでのインフラ構築やAzure Dev Opsでのソース管理、リリースの自動化などの経験があります。
資格、試験情報
2023/3現在、Unity 2017.4をベースにしたUCP-572とUnity 2020.3をベースにしたUCPP-520の2つの試験が提供されています。
公式で販売されているコースウェアや模擬試験は、共通と思われます。コースウェアで提供されるUnityプロジェクトは、2020.3で起動するという指示になっていました。
UCP-572は日本語での試験が選択できますが、UCPP-520は英語の試験となります。
英語が読めないことはないのですが、調べられない環境だと不安があったため、私はUCP-572を選択しました。
以降はその前提で記載していきます。
試験時間 | 問題数 | 合格基準点 | 最高スコア |
---|---|---|---|
120分 | 60問 | 500 | 700 |
資格の有効期間は3年です。
勉強教材
試験バウチャー、コースウェア、模擬試験のバンドル
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コースウェア
動画は日本語の字幕があります。
その他付随する資料は、英語となります。
1年間の期限あり。 -
模擬試験
英語となります。
2ヶ月間の期限あり。
Google Doc や ブラウザの翻訳機能を使うことで、英語が読めなくても勉強は可能です。しかしながら、おかしい訳語になる場合があるので、英文と見比べる必要があるため、英語にアレルギーがない方がいいです。
2017.4、2021.3 の公式マニュアル
試験対策としては、2017.4のマニュアルのみでいいと思いますが、私はUnityの経験を積みたかったため、現在変わってしまっているところも含めて確認していきました。
勉強方法
- コースウェアの動画、資料、クイズを一通り確認する
コースウェアは、開発体験型のため、指示沿って進めるとUnityを普段から使っている人でも2,3ヶ月はかかってしまうものとなります。私は3ヶ月で取得する計画を立てたため、実際に開発は行わず、2ヶ月で提供されるUnityプロジェクトを操作しながら、動画の確認を1周とクイズを2周しました。 - 試験1ヶ月前から模擬試験を実施する
練習モード(時間無制限)、認定モード(時間制限あり)がありますが、練習モードを5回、認定モードを1回実施しました。
クイズ、模擬試験は、選択式(複数選択あり)となります。
回答後に、問題文・誤答も含めた回答全ての項目を公式マニュアルで確認する方法で勉強しました。
模擬試験は全部で90問用意されていて、1回のチャレンジで60問選択される問題の使いまわしとなります。そのため、2、3回やると答えを覚えてしまいます。
一番最初に認定モードで実力を図って、あとは、練習モードでマニュアルを確認しながら勉強するといいかもしれません。
私は最後に認定モードで実施しましたが、満点でした(答えが分かっているので)
本試験の難易度
コースウェアのクイズ、模擬試験より難易度が高いです。
しかしながら、問題の傾向は、模擬試験でつかめますので、あとはどれくらいマニュアルを理解できるか、ソースコードを読めるかにかかってくると思います。
また、日本語の言い回しで判定しずらい部分もあるため、多少の運もあるかもしれません。
受験を検討している方の参考になれば、幸いです。