1
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

RPAにおける要求事項の引出し

Last updated at Posted at 2019-03-18

RPA化のメリット
・単純作業を自動化し、人はクリエイティブなことに時間を割くことができる。
・小規模な開発を行うことができる。

RPA化の注意事項(基本編)
・RPAは覚えさせたことしかできない(AIのように学習はしない)
・RPAはルール化されていない作業は得意ではない
・RPAは作業頻度、作業反復数、自動化率を掛け合わせて相当数にならないと、効果は表れない
・RPAは作り込みが過ぎると開発工数が増大し、保守が難しくなり、RPA化のメリットが小さくなる

RPA化の注意事項(障害編)
・RPA障害による事務ミスリスクを防ぐために、人によるコントロールを適切なタイミングで配置すること
・事務ミスリスク(可能性/影響規模)の大きい処理はRPAに実行させないこと
・障害時に、担当者によるリカバリーが可能となるよう体制を整えておくこと
・RPAを完全に信用してはいけない。
 -人が誤った情報を入力すれば、誤った情報を出力したり、異常終了したり。
 -利用アプリケーションのUIが変われば、RPAは画面を認識できず異常終了したり。
 -取得するエクセルの項目が変われば、RPAは情報を正しく認識できず異常終了したり、誤った結果を出力したり。

RPA化の要求事項の引出し
・RPA化の動機と期待していることを聞き、要件定義に取込み、ユーザー満足度を高める
・RPAが得意な作業、不得意な作業を説明し、要件定義の前提を理解してもらう
・削減効果と開発規模/容易さどちらも基準を満たし、ユーザー/IT双方がWIN-WINの関係をつくる
・障害/事務ミスの責任の所在を説明して理解してもらい、事務ミスを防止するためのコントロールの設置をユーザーと検討する

1
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?