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CloudAnalyticsAdvent Calendar 2016

Day 4

Bluemixでデータ分析「dashDB」× 統計言語「R」 Part1:お遊び編

Last updated at Posted at 2016-05-09

調べてみると、結構充実した機能だったりするので、3部作くらいのイメージで記事で書き留めていこうと思います。今回は「とりあえずこんなことができるっぽい」というお話でPart1。

イメージ的にはこういうのができます。

Rは別にお絵かきツールではないのですが、イメージつきやすいので色鮮やかなplot結果からどうぞ。
・dashDBのデータを、単純にRを使ってグラフィカルに描画
スクリーンショット 2016-05-09 23.56.27.png

・マイニング(すでに作られたモデルを、新しいデータに当てはめてみて、これからどうなるかなーと予測してみる)ができたりもします。それがこちら↓。決定木をやってみました。
スクリーンショット 2016-05-09 23.52.52.png

dashDB と R が連携すると、どんな良いことがありそう?(仮)

いろいろ資料読み漁った結果、以下がポイントらしい。

・DBサーバ〜統計クライント側で、大量データがネットワークを介して移動しない。
 従来は、DBからクライアントへデータを送って、クライアントで処理して、それをまたDBへ送ってた。無駄!
 この無駄がなくなる、つまりネットワーク負荷が従来より全然軽くなるので処理が高速化!

・DBサーバ側で統計的処理をぶんぶん回してくれる。
 →PCのようなHWがこじんまりとした環境でR使ってると、HW制約で分析が思う存分できない(メモリの上限があるとかで分析できるデータの大きさが限定的になるというのがRのお約束制約)・・・なんて悩みがなくなる!

・データを貯める環境と分析の環境を統合できる。
 →従来はDB屋さんにお願いしてデータの準備をしてもらう必要があって時間がかかっていたけど、dashDBはデータロードとかも簡単で、DB管理作業がほとんどないので、データ分析者が自分自身でデータロードとかができて、すぐにやりたい分析ができる!

今日のまとめ:サンプルデータを使って色々試すと楽しい。

本当には自分で用意したデータで、自分のやりたい分析をするのがもちろん一番ですが、感覚をつかむということだったり「なんか面白いかも、ちょろっとやってみよう」なんてときはデータ準備は大変だから、サンプルデータでやってみると良いかも!
dashDBのWEBコンソールから「Analytics」→「R Scripts」。
スクリーンショット 2016-05-10 0.19.45.png

で、Sample Projectsというのが出てくるので、その中から好きなのを選びます(①)。そうするとサンプルのRスクリプトがばばばと表示されるので(②)、それを眺めつつ、Submitをクリックします(③)。以上!
スクリーンショット 2016-05-10 0.21.34.png

次回予告

ローカルのPCに入れたRからもdashDBとの連携ができますし、dashDBはWEBブラウザとしてR Studioが使えるようになっています。
作りこんだRスクリプトを流す、、、ということであればローカルが良いですし、たかがテスト〜な雰囲気だったらWEBブラウザとしてR Studioを使ってもいいかもしれません。
というわけで次回はその辺を攻めて行きたいと思います。

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