Sandcastle Help File Builder の Visual Studio 拡張を使ってヘルプファイルを作るメモ。
準備
- 最新の Sandcastle Help File Builder をインストールします。
- .NET 4.5 を使っている場合は、Sandcastleの「MRefBuilder」をソースコードからビルドし直すことをおすすめします。
プロジェクト作成
今回は Visual Studio からプロジェクトを作成してみました。
アカデミック版買ってよかった。
作成したら、もちろん空のソリューションが出来上がります。
wktkしますね!!!!!
プロジェクト設定
プロジェクトを設定していきます。
まず、HelpFileタブで、タイトル・見た目などを設定します。
Englishになってるって?はい、日本語入れてないので…。ググれば結構落ちてます。
次に、大事なポイント。 Plug-Ins で「Additional Content Only」を追加しておきます。でないと、元になるソースコード or アセンブリがないよ!と怒られます。
ページを作る
やっと記事が書けます!お疲れ様でした!
まず、記事の土台となる Content Layout ファイルを追加します。
プロジェクトを右クリックして、[追加]→[新しい項目]、Content Layout を選びます。
Content Layout の役割がよくわかっていないので、そのうち勉強したいです。
次に、ページを作成します。
Content Layout ファイルを開いて左上のアイコンをクリックします。
ファイルの種類はいろいろありますが、よくわからないときは Conceptual を選んでおけば間違いないと思います。多分。
記事はMAMLとかいうXMLで書いていきます。
MAMLについては、Sandcastleにやさしいドキュメントがついてます。英語が読めない僕にも辛うじて理解できるようなものです。タグくらいは押さえられます。
ところで、この拡張子.amlからなる、MAMLファイルの中にタイトルを書く部分がないですね。というわけで、タイトルは Content Layout ファイルの方に書いていきます。
Content Layout ファイルで、ページを選択するとこんな画面になると思います。
ここで、 Title に入力した文字がタイトルになります。他は忘れました。Index Keywords を設定すると chm を見るときにキーワードタブに表示されるようになります。
これを繰り返せば、大量のページを生成できます。
ビルド
ビルドは、C#とかVBとかと同じで、Visual Studio から普通に行えます。ただ、結構時間がかかります。ライブラリのヘルプとかなら、こんな技が使えます。
完成するとこんな感じに!
(あれ…文字化けしてる…。日本語化のやついれてないからかな…?)
というわけで、Sandcastle はライブラリのドキュメント作成以外でも使える!ということを証明したかっただけなんです。これに関しては日本語情報が少ないので、ドヤ顔できる。