Linuxにて、いざ環境構築をしようとyumコマンドを叩いたもののパッケージが見つからないといったことがあり、
全然目新しい話ではないんですけど、毎回EPELについて調べなくてもいいように備忘メモ。
EPELとは「Extra Packages for Enterprise Linux」の略で、
「Fedoraで開発、テスト、改良された高品質のパッケージを、RHELやCentOS/Scientific Linuxのような
互換ディストリビューションで利用可能にすることです。」を、目的としてます。
# 引用元:About EPEL/ja
そんなEPELリポジトリが用意されていない環境には、wgetでrpmファイルを持ってくる必要があるので、以下手順。
# Red Hat Enterprise Linux 7の場合
$ yum install wget <= wgetがないとき
$ wget https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/7/x86_64/Packages/e/epel-release-7-11.noarch.rpm
$ rpm -ivh epel-release-7-11.noarch.rpm
$ yum install epel-release
# インストールされたかを念のための確認
$ yum repolist
~
repo id repo name status
epel/x86_64 Extra Packages for Enterprise Linux 7 - x86_64 12,266
~
上記ではRHEL7を例に取り上げましたが、RHEL6などの場合はwgetで参照するURLを適宜変更する必要があります。
やり方として、以下URLのところまでブラウザでアクセスして、後はよしなにって感じです。
# 一旦ブラウザでアクセスしてみるURL、その後自分の環境に応じて適宜探す
https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/
# 大体は下の感じになってると思います
https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/<OS_ver>/<OS_bit>/Packages/e/epel-release-X-XX.noarch.rpm
epelが使えるようになると、pipとかgitとか色々と使えるようになるんで、ポリシーとかなければぜひ追加すべしです。