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【Folio LSP】Okapi-Stripes Platformとは

Last updated at Posted at 2020-07-05

チュートリアルの前提となる知識を書いていきます。
ざっと読んでからチュートリアルに進んだほうがいいかもしれない。

Okapi-Stripes Platformとは

  • Folio LSPプロジェクトのインフラストラクチャとして開発されたもので、Okapi、Stripesとその他のコンポーネントで構成されています。
  • OSみたいなもので、Folioの基本的な部分です。

Okapi-Stripes Platformのいいところ

  • マルチテナント
  • 拡張可能(テナントがそれぞれ、ニーズに合わせてアプリを選択できる)

Okapi-Stripes Platformの決まりごと

  • 機能をアプリに分割すること。例:請求書のアプリ、ベンダーのアプリ、支払いのアプリ など
  • 個々のアプリはそれぞれビジネスロジックとデータストレージを持っています。
  • アプリ同士は、APIを通じて通信します。※APIは同じバージョンでないといけない

逆を言うと、他のアプリが持っているデータを、SQLとかで直接データを取るようなアプリはダメよ、ということです。

Okapi-Stripes Platformのコンポーネント

①ランタイム・コンポーネントとフレームワーク

  • バックエンドは、マイクロサービス・アーキテクチャで、Okapiと呼ばれています。
  • マイクロサービスのAPI Gatewayパターンを採用しています。
  • RAMLモジュールビルダー(RMB)フレームワークを使ってOkapiを作成・保守します。

②基本的なアプリケーションのビルディングブロック

Okapi-Stripes Platformが提供する機能

  • mod-users: システム内のユーザーの詳細の管理
  • mod-permissions: 要求された操作が許可されているかどうかを判断する機能
  • mod-authtoken: セッション管理
  • mod-configuration: 構成管理

③ソフトウェア開発のライフサイクルのプラクティスとユーティリティ

  • モダンな開発をします。
  • 以下のプラクティスが、インフラ管理コード(folio-infrastructure、folio-ansible、folio-install)とドキュメントに書かれています。
    • 継続的インテグレーション/継続的デリバリーパイプライン(CI/CD)
    • 自動テスト
    • ツール標準化
    • 期待されるコードカバレッジ
    • デプロイメントパターン
    • 開発チームが新しいコードや機能を統合できるように確立された環境(多分Dockerとかのこと)
  • プラットフォームでの開発に便利な、以下のCLI(Command Line Tool)があります。
    • Okapi-CLI
    • Stripes-CLI

補足

参考

変更履歴

2020年7月5日 新規作成

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