この記事は、Folioチュートリアルの簡単な補足記事という位置づけです。
Folioチュートリアル https://qiita.com/ayungn/items/17ece4e7e06c58194691
#Dockerとは
コンテナ型仮想化を利用するためのツール・環境です。
#Dockerを使うと何が嬉しいのか
- ポータブル:コンテナ内で動作するシステムはコンテナ内で完結している。そのため、コンテナを別のサーバに持ち出しても動かせる。
- 軽い:アプリケーションごとのOSが必要がない。(cf. Hypervisor型仮想化)
- セキュア:コンテナは独立していて安全。
例えば、本番環境と同じ環境の検証環境がすぐに立ち上げられます。破棄して作り直すことも容易です。ローカルの開発環境を揃えるのにも役立ちます。
#Dockerコンテナを使うには
- LinuxにDocker Engineをインストールする。
- (WindowsやMacの場合)Docker Desktopをインストールする。Virtual BoxなどでLinux環境を用意してDocker Engineをインストールする。
Docker EngineはLinux上で動きます。Folio LSPチュートリアルの場合、①Virtual Box ②EC2(Ubuntu)のどちらかで動かしています。
#Dockerイメージとは
- DockerコンテナはDockerイメージから作ります。
- Docker HubなどのDockerレジストリからダウンロードできます。
- Dockerイメージには、OSだけのものやアプリケーションが入っているものがあります。
- Dockerfileを使うと、元となるDockerイメージを指定して、独自のイメージを作成することができます。
Folio LSPでは、アプリケーションが入ったDockerが配布されています。https://hub.docker.com/search?q=folioorg&type=image
#参考
Docker公式ページ https://www.docker.com/