2番、3番といわず100番煎じくらいですが、VS CodeでPython環境を整えていきたいと思います。
バージョンごとにちょっと違っていることもあると思うので、今時点で最新の情報に基づいて新たにメモを記す価値はあると願ってます。
参考サイト:Getting Started with Python in VS Code(VS Code公式チュートリアル)」
環境
- Windows 10 Home
- Visual Studio Code v1.29
- Pythonは全く入れていない状況からのスタート
Python(Windows)のインストール
ここでは、特定バージョンのpythonを単体でインストールし、必要なライブラリは都度pip installする場合の手順を記載しています。
複数バージョンのPythonを同居させる必要のある方や、Pythonと一緒に主要なライブラリがパッケージ化されたものを使いたい場合は、pyenvやAnaconda等、お好きなものをご利用ください。
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Python.orgのダウンロードページからPython 3系の最新バイナリ(今回は3.7.1)をダウンロード
Windowsインストーラー版なら、pipも一緒に入ります。 -
複数のPython環境を同居させている方を除き、Windowsの場合、インストール時にPATHを追加してしまうと楽です。
最初の画面で、「Add Python 3.7 To Path」を選択しておくと、pythonコマンドにpathが通ります。
※インストーラーの最後に、Windows 10から260文字のファイルパス長の上限を解除できるようになったので、それを解除(Disable path length limit)するか聞かれます。長いファイルパスになりうるか必要に応じて解除してください。 -
pipを最新化して、最低限Python Extensions for VS Codeに必要なライブラリを入れておきます。
(2でpythonにpathを通したあとVS Codeを再起動して、VS Codeのメニューから新規ターミナルを開く)
python -m pip install --upgrade pip
pip install pylint
pip install yapf ※またはautopep8、Blackのうち好きなもの。いずれもコードの整形に使う
Visual Studio CodeにPython系のExtensionを入れる
メモ帳とコマンドプロンプトでPythonの開発するノリであれば、Extensionは何もいりませんが、せっかくなのでシンタックスエラーやLintがでるように、Extensionを入れたほうがいいと思います。
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Extensions画面からPython for VS Code(Microsoft提供)を選択してinstallします。
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pythonのパスを聞かれた場合は、先にインストールしたパスを指定します。
試しにPythonスクリプトを書いてみる
- VS Codeのメニューから「フォルダを開く」を選択し、任意のフォルダを指定します。
- 同じくメニューから「新規ファイル」を選択し、test.pyなどのファイル名を付けます。
拡張子から自動的にpythonスクリプトと認識されます。 - 何か適当なコードを書きます。
if True:
print('Hello world')
- VS Codeのターミナル(開いてなければメニューから「新規ターミナル」を開きます)で実行してみます。
PS C:\test> python test.py
Hello world
これで最低限、pythonを快適に編集できるようになったと思います。