はじめに
こちらはTVer Advent Calender 2024の24日目の記事です。
23日目の昨日は@_iidesho_さんによる「テレビとTVerと私 2024」でした。
SREチームの鈴木です!
先日開催されたAWS re:Invent 2024(以下re:Invent)に初参加してきました。
今回はツアーなどを利用せず1人での参加となります。
「英語ができない」「一緒に行く人がいない」と悩んでいる方は参考にしてみてください。
私の英語力
旅行でよく使うフレーズを使ってコミュニケーションをとることですら難しいレベルです。
AWS re:Inventとは
公式サイトから翻訳して引用
AWS re:Inventは、世界のクラウドコンピューティングコミュニティのためにAWSが主催するラーニングカンファレンスです。AWS re:Inventでは、基調講演、トレーニング、認定資格、2,000以上のテクニカルセッション、Expo、時間外イベントなど、様々なイベントが開催されます。
参加したセッションタイプ
- Keynote
- Breakout Session
- Chalk talk
- Workshop
Keynote
新サービスや注目のアップデートの発表されるセッションになります。
配信とは違い、新サービスの発表時の参加者のリアクションを直接感じることができ、とても良い体験でした。
注目度の高いKeynoteは早めに並ばないと会場には入れないため、注意が必要です。
また、スピーカーの内容が文字起こしされディスプレイに表示されますが、数秒のラグがありますので期待せず集中して聞いた方が良いです。
気になる発表
2日目のKeynoteではAmazon S3 Tables, Amazon Aurora DSQLなどと新サービスの発表が盛りだくさんでした。
SREチームメンバーとして1番気になった発表はAmazon Q Developerの運用調査機能になります。
こちらの機能はAWSアカウント内のリソースをAmazon Q Developerが把握し、障害発生時の原因調査を自動的に行ってくれる機能になります。
CloudWatchのメトリクスやログだけでなく、CloudTrail、Health eventsなどを自動的に調査し結果を報告してくれるとのことでした。
参考 : Investigate and remediate operational issues with Amazon Q Developer (in preview)
現状東京リージョンでは提供されていませんが、東京リージョンで提供され次第ぜひ利用してみたいと思います。
Breakout Session
私が参加したセッションは大きめの部屋で2つのセッションが同時に開催されていたため、ヘッドフォンを使用して視聴する形式でした。
Chalk talk
私が参加したセッションだけかもしれませんが、参加者にマイクを渡されるわけではないため質問内容が聞き取りにくかったです。
そのため、英語が苦手な人は他のタイプのセッションを優先して参加することをオススメします。
Workshop
ハンズオン形式のセッションです。
個人的に1番オススメのセッションです。
Workshopでは自前のPCを使用するため、日本語訳しながら自分のペースで進めることができます。
また、分からないことがあればスタッフに声かけるとサポートしてくれるため、英語苦手な方にもオススメのセッションです。
その他参加したイベント
Expo
400社以上のAWSパートナーが自社の製品を展示し、デモやライトニングトークを通じて、専門家と交流できるイベントです。
Expoは10:00 ~ 18:00と長い時間開催されているため、空いた時間で行くことをオススメします。
日本ではあまり聞き馴染みのないサービスに触れることができるため、大変刺激的です。
軽食の提供があるため、休憩を兼ねて多くのブースを訪れSWAGを集める楽しみも味わえます。
Japan Wrap-up Session
Keynoteで発表された新サービスやアップデートのハイライトをソリューションアーキテクトが日本語で振り返ってくれるセッションです。
英語が苦手な方はこちらに参加すればre:Inventの大まかな発表内容を理解することができるため、オススメです。
参加できなくても後ほど資料は共有していただけるため、他のセッションを優先しても良いです。
re:Play
re:Inventを締めくくる有名なDJのライブやアトラクションが楽しめるパーティです。
re:Inventで知り合った人と最後にコミュニケーションが取れる場となるため、勇気を出して話したい人に声をかけましょう!
振り返り
情報共有の重要性
今回は1人でre:Inventに参加しましたが、複数人で別々のセッションを聞いて情報共有した方が有意義に過ごすことができます。
セッションによっては開催期間中に複数回開催されることもあるため、学びの多いセッションは共有してもらって後日参加するなどができるためです。
私はre:Inventで知り合った方からオススメのWorkshopについて共有してもらったため、後日参加しました。
宿泊場所の重要性
メインのセッション会場が近いホテル or モノレールやシャトルバスがあるホテルに宿泊することをオススメします。
今回ニューヨークニューヨークに宿泊しましたが、1番近いモノレール乗り場まで徒歩15分かかったため、移動にかなり苦労しました。
早期準備の重要性
今回re:Inventの参加を決めたのがギリギリになってしまったため、ホテルやフライト、セッションの予約など難しい状態でした。
今後re:Inventに参加する方は早めにホテルやフライト、セッションの予約などをすることをオススメします。
終わりに
re:Inventに初めて参加し、英語ができない中でも多くの学びや刺激を受けました。今回経験を糧に、今後の業務に活かしていきたいと思います!
TVer Advent Calender 2024のラストを飾るのは@tohaeさんの「エンジニア組織の1年の取り組み」になります。お楽しみに!