ちょびっとしかopenAI API触ってない場合、openAIからの請求がバグることがあるようです。
ぐぐっても同じ現象の人が見つからないので、メモとして残しておきます。
TL;DR
- openAI APIへの課金額がわずかな場合、必要以上に多く課金される場合があるようです
- チャットで問い合わせたら、速攻返金してくれました。スムーズな対応でよかったです
- openAIの問い合わせチャットは、結構なルールベースでした(なるほどね)
矛盾する利用料と利用金額履歴と請求金額
自分は、たまにopenAI APIで遊ぶくらいで、課金額が非常に小さいです。
こちらが、去年11月のAPI利用量。カスみたいな量です。
そして、こちらがExportからダウンロードしてきた利用履歴。なぜかGPT-4 Turboを8ドルくらい使ったことになっています。(DATE列は、自分で追記)
で、これが去年11月の請求書なのですが、請求額が10ドルこえています。
0.05は前月からの繰り越しらしいので、11月分として請求されているのは10ドルです。
いったい何にどう課金されているのか、まったくわからない。
金額の辻褄も全然合っていない。
金額がそこまで大きくないので、微妙に放置していたのですが、やっぱり気になったので問い合わせてみました。
チャットでの問い合わせ
左下のHelpクリックすると、チャットボックスがでてくるので、そこから問い合わせが可能です。
[Ask a question]をクリックすることで、問い合わせをすることができます。
どうしたのかきかれるので、Payments and Billingを選択。
さらに、どのタイプの問題かきかれるのでFraud or unrecognized chargesを選択。
このあとは割愛しますが、ぽちぽちぽちぽちしていき、最終的に変な請求のあった日やクレジットカードの下4桁などを入力し、問い合わせ終了。
返答は、メールで返ってきます。
最後まで、びっくりするほどルールベースでした。
入力したのは、最後の請求日やクレジットカードの下4桁をうちこむところくらいでしたが、それも言われた情報を打ち込んだだけ、という感じでした。
上にAI Botとか書いてあるから、どんなAIぶりかと思いましたが、私が使った範囲ではAI要素が1ミリもなかったですね。
質問内容が支払いに関するものだからかもしれないですけど、こういうのは大事だと思います。カスタマーサポートで変なこと口走られても困るし、ルールベースで事足りるところはルールベースにしておいたほうが、省力化になるのでしょう。
その後
問い合わせ後、速攻、openAI社からメールが来ました。
どうやら、6月に0.05ドルつかっていたやつが繰り越して請求されていたのですが、なぜかその場合、追加で10ドル請求されるという謎バグが発生した模様。なんだそれ。0.05ドルは、単独では請求できないので繰り越されたらしい。
10ドルまるっと返金してくれるとのことで、すぐに返金処理完了メールまで来て、あっという間に解決しました。
とりあえず、すぐ調べてくれるので、気になる請求があったら、ただちにチャットで問い合わせるのがよさそうです。
あと今後、「なんでもいいからAI使いたい!」って人から、なんか無茶ぶりされることがあったら、以下を言おうと思います。
「あのopenAI社でも、顧客からの問い合わせチャットボットはルールベースをフル活用してますが、ほんとにこれchatGPTで代用してしまって大丈夫ですか?」
以上