ECS Execの有効化ができない原因はAWS CLIのバージョンかも

AmazonFogareの中身を確認するためにECS Execを有効にする必要がある。
しかしなぜかECS Execの有効化ができなかったので解決策を共有する。
（ググっても同じ事象が出てこなかったので）

結論

AWS CLIのバージョンが合わなかったので再インストールしたら通った。

事象

以下のコマンドでECS Execを有効化を行う。

aws ecs update-service --cluster [クラスター名] --service [サービス名] --enable-execute-command

しかし、--enable-execute-commandというオプションなんてないよ！というエラーが出る。

% aws ecs update-service --cluster [クラスター名] --service [サービス名] --enable-execute-command

usage: aws [options] <command> <subcommand> [<subcommand> ...] [parameters]
To see help text, you can run:

  aws help
  aws <command> help
  aws <command> <subcommand> help

Unknown options: --enable-execute-command

ポリシーなどの見直しもしたけど、そういうのじゃないんだよねって雰囲気がぷんぷんしている。

やったこと

こちらの素晴らしい記事に辿り着いた

なんとなく読んでいると
AWS CLI 対応バージョン

• v1 1.19.28 以降
• v2 2.1.31 以降

という記述を発見。
まさかなと思って自分の環境を調べると

% aws --version
aws-cli/2.0.30 Python/3.7.4 Darwin/22.3.0 botocore/2.0.0dev34

......これじゃん。
ということで再インストールすると正常に完了した。

% aws --version
aws-cli/2.11.10 Python/3.11.2 Darwin/22.3.0 exe/x86_64 prompt/off

% aws ecs describe-services --cluster [クラスター名] --service [サービス名] | grep enableExecuteCommand
            "enableExecuteCommand": true

なんで2.0系がインストールされていたのか...なんでなのか...それだけが気がかり