Amazon RDS for MySQLでデータベースパラメータを変更する方法を紹介します。
1. カスタムパラメータグループの作成
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AWSマネジメントコンソールにログインし、RDSダッシュボードを開きます。
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左側のナビゲーションペインから「パラメータグループ」を選択します。
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「パラメータグループの作成」をクリックします。
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以下の情報を入力します:
- パラメータグループファミリー: 使用しているMySQLバージョンに合わせて選択(例: mysql8.0)
- グループ名: わかりやすい名前を付ける(例: custom-mysql80)
- 説明: グループの説明を入力
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「作成」をクリックします。
2. パラメータの編集
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作成したカスタムパラメータグループを選択します。
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「パラメータグループアクション」から「編集」を選択します。
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変更したいパラメータを検索し、値を編集します。
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「変更の保存」をクリックします。
3. DBインスタンスへの適用
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RDSダッシュボードの「データベース」から対象のインスタンスを選択します。
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「変更」をクリックします。
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「追加の設定」セクションで、「DBパラメータグループ」を作成したカスタムパラメータグループに変更します。
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「続行」をクリックし、変更の概要を確認します。
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「すぐに適用」または「次のメンテナンスウィンドウ中に適用」を選択します。
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「DBインスタンスの変更」をクリックして適用します。
注意点
- 静的パラメータの変更はインスタンスの再起動が必要です。
- 動的パラメータは再起動なしで適用されますが、新しい接続から有効になります。
- デフォルトパラメータグループは編集できないため、必ずカスタムパラメータグループを作成してください。
確認方法
パラメータが正しく適用されたか確認するには、MySQLに接続して以下のコマンドを実行します:
SHOW VARIABLES LIKE 'パラメータ名';
以上の手順でAmazon RDS for MySQLのパラメータを変更できます。重要なパラメータを変更する際は、事前にテスト環境で影響を確認することをおすすめします。