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MySQLの予約語に注意: テーブル設計時のトラブル回避

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MySQLでデータベースを設計する際、予約語の使用には十分な注意が必要です。
特に、カラム名やテーブル名に予約語を使用すると、予期せぬエラーやバグの原因となる可能性があります。
この記事では、MySQLの予約語について解説し、特に注意が必要な例を紹介します。

予約語とは

予約語とは、SQLで特別な意味を持つキーワードのことです。
これらの単語は、テーブル名やカラム名などの識別子として使用する際に特別な処理が必要となります。

特に注意が必要な予約語

「type」カラムとかよく使いますよね。
「type」という名前のカラムは特に注意が必要です。
これは予約語であり、使用するとエラーの原因となる可能性が高いです。
その他の注意すべき予約語
以下は、頻繁に使用される可能性がある予約語の一部です

SELECT
FROM
WHERE
ORDER
GROUP
BY
HAVING
INSERT
UPDATE
DELETE
CREATE
ALTER
DROP
TABLE
INDEX

予約語を使用する場合の対処法

予約語を識別子として使用する必要がある場合は、以下の方法で対処できます

バッククォートで囲む

予約語を識別子として使用する場合は、バッククォート (`) で囲みます。

例: CREATE TABLE `order` (id INT, `date` DATE);

別の名前を使用

可能な限り、予約語を避けて別の名前を使用することをお勧めします。

例: order の代わりに customer_order を使用する

予約語のリスト確認

MySQLの予約語の完全なリストは、公式ドキュメントで確認できます。
また、INFORMATION_SCHEMA.KEYWORDSテーブルを使用して、現在使用しているMySQLバージョンの予約語リストを取得することもできます。

まとめ

MySQLでデータベースを設計する際は、予約語の使用に十分注意を払うことが重要です。
特に「type」などの一般的な単語が予約語である場合があるため、テーブルやカラムの命名には慎重を期しましょう。
予約語を使用する必要がある場合は、バッククォートで囲むか、別の名前を選択するなどの対策を講じてください。
これらの注意点を守ることで、予期せぬエラーを回避し、より安定したデータベース設計を実現できます。

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