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openSUSEとSUSE Linux Enterprise Server (SLES)の違いについて - 概要編

Last updated at Posted at 2019-05-20

皆さん、こんにちは。戸倉彩です。

最近、 「SUSE Linux」 には種類があることが意外と知られていない!?ということに気づいたので、簡単にこちらの記事にまとめてみることにしました。あまりLinuxに詳しくない方にも分かるレベル感で情報をまとめていますので、普段から使われている方にとっては物足りない内容になっているかと思いますがご了承ください。
※今後、もう少し情報を追加したり随時更新していきたいと思います。

openSUSE とは (https://www.opensuse.org/)

オープンソースカンファレンスなどに参加されたことのある方であれば、一度は緑色のカメレオンを見かけたことがあるのではないのでしょうか。もしくは、展示エリアで手乗りサイズから特大サイズまでのカメレオンが並べられている「日本openSUSEユーザー会」のブースに立ち寄られた方もいらっしゃるかもしれません。

マスコットキャラクター
ギーコ (Geeko): ネーミングの由来は、geek(コンピュータおたく)とgecko(ヤモリ)の組合せだそうです。

概要
OpenSUSE Projectによって開発が行われている、コミュニティベースのオープンソースのLinuxディストリビューションです。インストールする場合には、2つの選択肢があります。いずれのディストリビューションも、デスクトップやサーバー環境、もしくはクラウド環境にインストールして使うことができます。

  • OpenSUSE Tumbleweed(タンブルウィード): ローリングリリース版。いち早く新機能を利用したい方や貢献したい方に向いています。
  • OpenSUSE Leap(リープ): 定期リリース版。安定したものを利用した方はこちらを利用することをお勧めします。

    また、Windows上でLinux環境(Windows Subsystem Linux)としてストアアプリから入手して使うこともできます。2019年5月21日現在は「openSUSE Leap 42」が提供されています。

国内の代表的なコミュニティ

最新情報について

SUSE Linux Enterprise Server とは (https://www.suse.com/ja-jp/products/server/)

マスコットキャラクター
カメレオン ※決してギーコではない、とSUSE方面の方から教えていただきました。

概要
SLESという略称で呼ばれるSUSE Linux Enterprise Serverは、ミッションクリティカルシステムや高可用性が求められる商用として主に利用されているLinuxディストリビューションです。サーバーやメインフレーム用(例えばIBMのZシリーズなど)に設計されていますが、デスクトップにもインストールすることが可能です。無料評価版はSUSE公式サイトからダウンロードすることができます。

また、Windows上でLinux環境(Windows Subsystem Linux)としてストアアプリから入手して使うこともできます。2019年5月21日現在は「SUSE Linux Enterprise 12」が提供されています。

MEMO
SUSE社が公式にSUSEをテーマにした歌付きの「25年 SUSEミュージックビデオ(パロディ)」をYouTubeにて公開しています。SUSEファンの方はグッとくると思います。

参考文献

Have a nice Geek Life♪

※Twitterで最新情報配信中 @ayatokura

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