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中級DAY25記事に「いいね」しよう + 記事にアイキャッチを設定しよう

Last updated at Posted at 2024-08-26

deitora_stady_header.png

概要

学習内容: データベースのリレーション「n対n」の関係について学習し、特に「いいね」機能を実装するための設計方法を学びました。


学んだ主要な概念やスキル

~1. n対nのリレーションの理解~
複数のユーザーが複数の記事に「いいね」をする関係を実現するためには、n対nのリレーションを理解する必要がある。
例えば、ユーザー1が記事2と記事3に「いいね」し、ユーザー2が記事1に「いいね」するような場合など。

  1. 中間テーブル(ライクステーブル)の役割
    ユーザーと記事の関係を管理するために、中間テーブル(ライクステーブル)を作成する。
    例えば、中間テーブルには、ユーザーIDと記事IDが格納され、これによってどのユーザーがどの記事に「いいね」したかが管理される。

  2. アクティブレコードの設定
    関連付けが必要、has_manyとbelongs_toの設定を使って、ユーザーと記事の間に「いいね」のリレーションを構築する。
    デストロイの依存性についても、dependent: :destroyを設定することで、ユーザーや記事が削除された際に、それに関連する「いいね」も自動的に削除されるようにする。

  3. データベースとアクティブレコードの連携

マイグレーションファイルの作成

rails generate modelコマンドを使って、中間テーブルを含む必要なテーブルやモデルを作成する。

マイグレーションの実行

rails db:migrateコマンドでデータベースに反映させる。
dots_line_rose.png

01 Likeモデルを作ろう

使用したコード

1. Likesテーブルのマイグレーションファイルの作成:

db > midrate > 20240826090536_create_likes.rb
create_table :likes do |t|
  t.references :user, null: false
  t.references :article, null: false

  t.timestamps
end

2.モデルの設定:

app > models > user
has_many :likes, dependent: :destroy
app > models > like.rb
 belongs_to :user
 belongs_to :article
app > models > article.rb
has_many :likes, dependent: :destroy

dots_line_rose.png

02 「いいね」できるようになろう

〜手順の説明〜

1. ルーティング設定:

config/routes.rbで、記事に対する「いいね」のルーティングを設定。resources :likes, only: [:create, :destroy]とし、削除を考慮してresourcesを使用。
こうすることで、特定のlike_idを指定せずにlikeを削除可能。

config/routes.rb
  #いいねできるように生成・削除でハート画像が変わる
  resource :like, only: [:create, :destroy]

2. コントローラーの作成:
LikesControllerを作成し、createとdestroyアクションを定義。
createアクションでは、ログインしているユーザーと対象記事に基づいて「いいね」を作成。
destroyアクションでは、ユーザーが行った「いいね」を削除。

app/controllers/likes_controller.rb
class LikesController < ApplicationController
    before_action :authenticate_user!
  
    def create
      article = Article.find(params[:article_id])
      article.likes.create!(user_id: current_user.id)
      redirect_to article_path(article)
    end

    def destroy
        article = Article.find(params[:article_id])
        like = article.likes.find_by!(user_id: current_user.id)
    
        like.destroy!
        redirect_to article_path(article)
      end



  end

3. ビューの調整:

記事の詳細ページで「いいね」ボタンを追加。ログインしているユーザーのみボタンが表示される。
link_toヘルパーを使って、「いいね」ボタンをPOSTリクエストとして送信。
いいね済みかどうかに応じて、ボタンの表示を変更するためにUserモデルにhas_liked?メソッドを追加。

app/views/articles/show.html.haml
- .article_heart
- = image_tag 'heart.svg'

+ - if user_signed_in?
+ - if current_user.has_liked?(@article)
+     .article_heart
+        = link_to article_like_path(@article), data: { method: 'delete' } do
+          = image_tag 'heart-active.svg'
+    - else
+     .article_heart
+        = link_to article_like_path(@article), data: { method: 'post' } do
+          = image_tag 'heart.svg'

4. いいねの状態管理:

ユーザーが既に「いいね」しているかどうかを確認し、している場合はボタンを赤色に変更。
いいねされている場合は、has_liked?メソッドを使って、if文で表示を切り替える。

5. いいねの解除:

いいねしたボタンを再度押すと、その「いいね」が解除されるように実装。

6.最終確認:

実際にブラウザ上で動作を確認し、いいねが正常に機能しているかを確認。

7. セキュリティと利便性:

like_idを直接操作せず、ユーザー自身が行った「いいね」だけを削除できるようにすることで、他のユーザーの「いいね」を誤って削除できないようにしている。

dots_line_rose.png

03.「いいね」の数を表示する

「いいね」のカウント:

  • 「いいね」の数をカウントするためには、RailsActiveRecordcountメソッドを使うと便利です。
  • likes.countで、「いいね」の数を取得できます。
  • 例えば、特定のアーティクルに対する「いいね」の数が1や0になる様子を確認することができます。
models/article.rb
    def like_count
        likes.count
    end
views/commons/_article.html.haml
        %span= article.like_count

アクションを定義:

controllers/favories_controller
class FavoritesController < ApplicationController
    #ユーザーがログインしている状態か確認
    before_action :authenticate_user!
  
    def index
        #お気に入りした記事を取得
      @articles = current_user.favorite_articles
    end
  end

自分が「いいね」した記事の表示:

  • 自分が「いいね」した記事だけを表示するためのページを作成します。
  • has_many :throughの関連付けを使って、「いいね」した記事を取得します。
  • モデル内でhas_many :favorited_articles, through: :likes, source: :articleと設定します。
  • これにより、ログインユーザーが「いいね」した記事を取得し、表示することができます。
models/user.rb
           #中間テーブルを通して自分がいいねした記事の情報を取得している
           has_many :favorite_articles, through: :likes, source: :article
``

#### ビューの作成:

- いいね」した記事を表示するビューを作成します。
- `app/views/favorites/index.html.erb`に表示する内容を記述し、ユーザーが「いいね」した記事の一覧を表示します。
- リンクを追加して、他のページと連携するようにします。
```ruby:views/favorites/index.html.haml
.container
  %h2
    お気に入りの記事
  - @articles.each do |article|
    = render 'commons/article', article: article

ついでにロゴURLをつける

views/layouts/application.html.haml
-       %p.header_pageTitle B-log-app
+       %p.header_pageTitle
+          = link_to 'BlogApp', root_path

dots_line_rose.png

05.アイキャッチの設定

😺  さあ、この日最後の授業だにゃん!
🦊  やっていいこう!

画像のアップロードと表示の機能を追加する手順が解説されました。

Active Storageの復習と設定:

まず、アーティクルモデルで画像アップロード機能を追加します。画像を1つだけアップロードする場合はhas_one_attachedを、複数の場合はhas_many_attachedを使用します。

コントローラーの設定:

アーティクルコントローラーで、画像を許可するパラメーターを設定します。

ビューの設定:

ビューでフォームにファイルアップロード用のフィールドを追加し、ユーザーが画像をアップロードできるようにします。

画像の表示:

アップロードされた画像を表示するためのコードを追加します。詳細ページ(ショーアクション)でも画像が表示されるようにし、画像が大きすぎる場合はCSSでサイズを調整します。

動作確認:

画像のアップロードが正しく機能しているかを確認し、新規作成や編集時にも画像が表示されることを確認します。

次回予告:

次回は、このアプリケーションを公開するための準備について説明する予定です。

お疲れ様でした!

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