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卒論を LaTeX で書こう!!

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アドベントカレンダーの記事「卒論を LaTeX で書こう! 」の続きです。
学術論文の書き方に関連した $\rm\LaTeX$ tips を紹介します

目次
-括弧
-行列
-スペースとハイフンについて

括弧

丸括弧 ( ) は (), 波括弧 { } は \{\}, 角括弧 [ ] は [] です。
[ \{ ( x ) \} ]

$[ \{ ( x ) \} ]$

大きくするには先に \big などと打ちます。
\Bigg( \bigg( \Big( \big( (x) \big) \Big) \bigg) \Bigg)

$\Bigg( \bigg( \Big( \big( (x) \big) \Big) \bigg) \Bigg)$

先に \left 及び \right を付けると自動で大きさを調整します。
\left( x_0 \right), \left( x^2 \right), \left( \frac{x}{2} \right)

\left( x_0 \right), \left( x^2 \right), \left( \frac{x}{2} \right)

左右の括弧を別のものにすることは可能ですが、\left\right は必ずセットで使わないといけません。
\left[ \frac{i-1}{2^n}, \frac{i}{2^n} \right)

\left[ \frac{i-1}{2^n}, \frac{i}{2^n} \right)

括弧の片方だけを表示したいときは、不要な側の括弧を .(ドット)で置き換えます。
\left( 1 + \frac{1}{2} + \frac{1}{3} + \cdots \right.

\left( 1 + \frac{1}{2} + \frac{1}{3} + \cdots \right.

行列

必要なパッケージは AMS-LaTeX です。プリアンブルに \usepackage{amsmath} と書いてください。
行列を表示するには matrix 環境を使います。
\begin{pmatrix} ... \end{pmatrix} で丸括弧 ( ) の行列を作ることができます。
行内の区切りは &, 改行は \\ です。

\begin{pmatrix}
a & b & c \\
d & e & f \\
g & h & i
\end{pmatrix}

\begin{pmatrix}
a & b & c \\
d & e & f \\
g & h & i
\end{pmatrix}

「pmatrix」の p を b に変えると括弧が角括弧 [ ] になります。また、何も書かないと括弧なしの行列になります。

\begin{bmatrix}
a & b \\
c & d
\end{bmatrix},\qquad
\begin{matrix}
e & f \\
g & h
\end{matrix}

\begin{bmatrix}
a & b \\
 c & d
\end{bmatrix},\qquad
\begin{matrix}
e & f \\
g & h
\end{matrix}

二項係数は(上記 pmatrix 環境でも書けますが)\binom を使うのが便利です。
\binom{5}{2} = 10

\binom{5}{2} = 10

おまけに高校数学で習う記号 C を使った書き方も紹介します。
{}_n\mathrm{C}_r

{}_n\mathrm{C}_r

スペースとハイフンについて

スペース

半角空白 はいくつ並べても1個分の空白しか出力しません。
半角空白を(好きな個数分だけ)出力するには、前節でも紹介しましたが \␣(バックスラッシュの後に半角スペース)と打ちます。
また、改行しない空白はチルダ ~ です。(~ の使いどころは直後に出てきます。)

ハイフン

ハイフン (-) は連ねると長くなります。(エディター上では -- のようにハイフンが並んでいるだけですが、PDFには一本の長い横棒が出力されます。)

  • ハイフン - : 複数の単語を繋げる。(e.g. well-defined)
  • enダッシュ --:「x ページから y ページまで」というときには波ダッシュ「~」ではなくこれ使う。(e.g. pp.~49--511)
  • emダッシュ ---: 説明を挿入するときなどに使う。

最後の emダッシュは日本語の文では倍角ダッシュ「――」を用います。これは okumacro パッケージを入れれば \――(バックスラッシュの後にダッシュ2つ)で出せます。

チルダ

上でも述べましたが本文中の ~ は改行しない空白です。
記号のチルダを表示するには、\textasciitilde と書きます。
\~{} はアクセント記号のように上付きになります。
数式中で近似などを表す記号 $\sim$ は $\sim$ です。

参考文献の書き方

スタイルについてはここでは説明しません。次のように様々なスタイルがありますが、論文内ではどれか一つに揃えましょう

スタイルの例

(BibTeX はあまり使ったことがないので詳しくなってから書きたいと思います。)

参考文献

  • 奥村晴彦・黒木裕介 (2013) 『[改訂第6版]$\rm\LaTeX2_{\varepsilon}$ 美文書作成入門』(技術評論社)

  1. pp.~49--51 の中の ~ は先ほど紹介した「改行しない空白」です。 

aya-chan
時系列解析に関心を持つ会社員です。 (元:東京大学大学院情報理工学系研究科)
https://twitter.com/aya_chan_meip
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