概要
dotfilesやら各アプリの設定ファイルやらを置くのに適しているクラウドストレージはどれかを調べたかった。
十分に検証してないので間違いがあるかもしれません。
Specs
同期元
MacBook Air 13-inch, Mid 2011; OS X 10.9.4
同期先
iMac 20-inch, Early 2008; OS X 10.9.4
クライアントアプリ
| バージョン
-------------- |---------------
Dropbox | 2.8.2
Google Drive| 1.16.7009.9618
Copy | 1.45.0363
一覧
| Dropbox | Google Drive | Copy
---------------------------- |------------- |-----------------|------
同期する対象の選択 | フォルダごと | トップフォルダごと | ファイルごと
同期選択時、新規フォルダ | 同期する | 同期しない | 同期する
ハードリンク | 維持しない | 更新日時が新しい方のみ同期され、一方のファイルは消える? | 維持しない
シンボリックリンク | 維持しない(通常ファイル化)| 同期されない | 維持する
通常ファイルのパーミッション(6xx) | 644固定 | 600固定 | 700固定
実行ファイルのパーミッション(7xx) | 755固定 | 600固定 | 700固定
競合ファイルの扱い | 更新日時が古い方は別ファイル化 (xxの競合コピー) | 更新日時が古い方に[競合]と名前をつける | バージョン履歴に残る
競合ファイルの内容 | 更新日時が新しい方の内容になる | 更新日時が新しい方の内容は無くなる? | 更新日時が新しい方の内容になる
評価
Dropbox
通常ファイルと実行ファイルのパーミッションの違いを区別できるのは3つの中ではDropboxのみでした。
Google Drive
実行ファイルの実行属性が消えてしまったり、シンボリックリンクのファイルが消えてしまったり、競合ファイルの扱いが変だったりするので、システムファイル等は置かないほうがいいと思います。
Copy
シンボリックリンクが同期先でもシンボリックリンクのままだったのはCopyだけでした。
ただ、通常ファイルにも実行属性が付くのはなんか嫌です。
競合ファイルを同一ファイルのバージョン履歴に残すので、クライアントアプリかWebインタフェースからしか競合の確認ができません。
結論
結局Dropboxがいちばん無難かも。