この記事は非IT業界を対象に活動したいと考える、開発微経験の業務改善コンサル向けの内容です
僕がそうです
なので異論はあると思います
そもそも私の自己紹介から
北海道の田舎都市に住んでいます。
業務改善に目覚めたのは、バックオフィス業務を請け負う会社の契約社員SVとして、部署(?)の新規立ち上げとオペレーションに携わっていた時。
Excelなんて触ったことがなく、初めて数式にもチャレンジしたのですが、1か月もしないうちにVLOOKUP関数、INDEX-MATCHの数式が書けるようになり、顧客管理表をはじめとした様々なブックを作りました。
この時は考えたものがポンポン完成するのもあり、「Excelおもしろ」なんて思っていました。
ある日、顧客管理表にデータをコピペで移していると「コピペめんどくさ」とふいに思い、急に「Excel 自動化」で調べ始め、Excelマクロ(VBA)に出会いました。
そこからは狂ったようにVBAをゴリゴリ書きました。
周りにはVBAに明るい方は誰一人おらず、つまずいても一人で解決するしかなかったです。
(ちなみに今もそんな感じ)
開発自体楽しくて仕方ないですが、大したものを作ってきたわけではありません。
一応、これまで開発してきたものを抜粋したスキルシートなる記事を張り付けておきます。
https://qiita.com/ay01sec/items/1c4243c2c615f544ff2e
というわけで、長くなった自己紹介をまとめると次の項目になります。
実績を踏まえた上で自分にできること
- 自走する力
- プログラムを楽しむ
- めんどくさい気持ちで浮かんでくるアイデアをもとにした提案や開発
今の自分に足りないこと
- Webエンジニアとしての知識
- 交渉力?
- 自分に対する分析力
求められるであろう最低限のスキル
コミュニケーション能力
これはもう言わずもがな。
正直、失礼すぎたりしなければ良いのかなと思います。
かしこまりすぎても堅苦しいだけで、先方にとっての相談役になりづらく、最終的に改善に成功した時、不完全燃焼になる。
失礼なことを言ったとしても、それをカバーできればモーマンタイです。
とはいえ、ここは初期段階で関係を構築できていることが前提なので、最初は探りましょう。
※あくまで僕の考え方なので、やりやすい方法でどうぞ
ある程度の開発経験
弊社のコンサルが受注してきた案件は無理難題が・・・
なんて話よく聞きます。
まぁそりゃそうですよ、そのコンサル開発したことなくて、適当にハイハイできます!って言ってるんだから(すみません、僕の適当なシナリオです)
僕の場合、開発もしたからコンサルができるんだと思います。
無理難題いわれてもできないことが判断できれば「それは難しいのでこうしませんか」というのができるし、どうしたって無理な話は「すみません、その内容ならフローやツールを変えないと実現できません」といえる
こちらも要望は叶えたいし、代替案を提示して解決したいけど、なんでもはできないので😭
事務などの実務経験
どこに問題があるか、どこを改善できるかという観点では必要不可欠な要素です。
先方には、どこを改善できるかわからない方もいます。
どこをどう改善したいか見当が付かず、漠然と自動化がしたい!ということもあります。
その時、どこに課題があるのか、ポイントを見極めるのが業務改善コンサルの役割でもあるため、事務作業は経験としてやっておいた方が◎
「あの作業大変じゃないですか?」という提案や、「処理に手間がかかって~」という話に共感できる。
無理に自動化せず、効率化までで留めておくか効率化しないかを検討する
見極めが難しいところではあるのですが、僕がこれを考えているのには理由があります。
- 業務の本質を理解するためにあえて自動化しない
- なぜこの処理をしないといけないのかを考えさせたい場合
- 企業の発展を考えたときに後任が本質を理解しないまま業務を続けると経営が傾く可能性
- そもそもする必要がない
- 優先順位としての理由
- 改善前/後の工数や開発コストの問題
代表的な理由を挙げるとこの二つでしょうか。
業務改善が目的なのに、経営悪化は本末転倒ですよね。
下手をすれば、紙一重かもしれません。
その改善が、先方の取引先も巻き込んだシステムなら・・・
逆に成功すれば、先方の取引先からも依頼がもらえるかも・・・?
案件をとれた経緯
僕の中で印象深い一件を紹介します。
とあるマッチングサービスで、コーディング体験というものを見つけました。
HTML/CSSの体験会だったのですが、本当にHelloWorldから始める初心者向けの内容でした。
多少経験はあったのでそれなりにこなすと、担当の方から「見たことない速さで終わった」と。
そこから「今何の仕事しているの」「何ができるの」「うちの会社興味ない?」とあれよあれよとトントン拍子で話が進みました。
実際、その企業さんはWebエンジニアの募集が目的だったのですが、ある意味棚からぼた餅というような感じで、契約を交わすことに。
こんなこともあるんですねぇ~とは思っていますが、やはりこういった形でも最低限のスキルは大事でした。
考え方?(あくまで僕の)
ここまで来て少し考え方のお話になります。
- 最初の案件がお試し価格になるのは仕方ない
- 本業があるなら、時間数を考えて納期のめどを立てましょう。
- お試し価格だとしても、継続的な契約ができることもあります。
- 同じ時間を消費したとしても、自動で動くものならもう一人分仕事ができる
- 事業拡大を考えると、ものすごく大事な考え方
- 自動処理用のPCを買うのと、人を一人雇うのではコストが大きく変わる
- ということも提案内容の中に入れられますよね
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
- 日本全体の業務が改善されて成果を上げやすくする
- 経済の循環が円滑になること
この二点が僕の野望です。
一人でも業務改善に特化した人材を増やして、日本の経済や価値を底上げしていきたいと考えています。