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Gitの概要

Last updated at Posted at 2021-06-18

#はじめに
この記事は初学者の学習内容の記録用です。
記載内容に間違いがありましたら、ご指摘いただけると幸いです。

#Gitとは
バージョン管理ツールの一つで
ソースコードのバージョン管理に使用される。

#Gitの特徴

  • リモートとローカルでソースコードを管理する
    分散型バージョン管理システム(Distributed Version Control System)
  • ローカルでは更に「ワークツリー」「ステージ」「ローカルリポジトリ」に

    分かれてソースコードを管理する
  • スナップショットを取って変更したファイルをまるごと記録する(差分管理ではない)
  • コミット時に一つ前のバージョンを記録しているので過去にさかのぼっていける

#Gitのメリット・デメリット
###メリット

  • ブランチを素早く作れるので、複数人で同じファイルを編集している際でも
    並行して作業しやすい
  • ローカルにステージがあることで記録したい単位でファイルを管理しやすい
  • ローカルにリポジトリがあることでオフラインでもバージョン管理できる
  • Github Flowに沿って開発するとコードレビューを
    masterへのマージの都度できて品質向上につながる

###デメリット

  • 機能がたくさんあり複雑である

#Git基本用語

 用語    解説 
リポジトリ スナップショットを記録するデータの保管場所 
ステージ コミットする変更を準備する場所
ワークツリー ファイルの変更の作業場所 
コミット  ファイルの変更を確定し記録すること
ブランチ プロジェクトの履歴を分岐させたもの 
フェッチ  リモートリポジトリの内容をローカルリポジトリに取り込むこと
マージ  ブランチを統合すること
プル  ローカルで作業中のブランチにフェッチとマージを一度にすること
コンフリクト マージの際に変更したファイルの場所がかぶっていたときに起こる
プッシュ コミットした内容をリモートリポジトリに送ること
プルリクエスト プッシュした内容のレビューを依頼し、問題なければマージしてもらう

#Gitで最初にやること

  1. Gitをインストール
  2. Githubアカウントを登録し、リモートリポジトリを作成
  3. .gitignoreファイルにGithubにアップロード・バージョン管理しないファイル
    (パスワード、外部リソース接続情報などの設定ファイル・キャッシュファイル)
    を定義する

    ※Githubでリポジトリの新規作成時に各言語・FWごとにテンプレートがあるので
    自動生成がおすすめ【GitHub】.gitignoreのテンプレートを言語・FWごとに自動生成
  4. ローカルでリモートリポジトリとの紐付けをする(git remote add)
  5. 管理対象フォルダ・プロジェクトを初期化する(git init)

#Gitを使って個人的にバージョン管理するフロー

  1. ファイルをワークツリーで変更する
  2. 記録したいファイルをステージに登録してインデックスを作成する(git add)
  3. 記録を確定させたいインデックスをコミットする(git commit)
  4. 作業が一区切りついたらリモートにプッシュする(git push)

#Gitを使ってチーム開発するフロー(Github Flow)

  1. masterブランチから作業用ブランチを作成
  2. 作業用ブランチでファイルを変更してコミット
    (上記:Gitを使って個人的にバージョン管理するフローと同じ)
  3. 作業用ブランチをGitHubへプッシュ
  4. プルリクエストを送ってコードレビューを依頼
  5. コードレビューでOKが出ればmasterブランチにマージ
  6. masterブランチをデプロイ
  • masterはリリース用ブランチです。
  • 開発する機能・修正などの作業の単位で別にブランチを作成して作業します。

#参考・学習したサイト

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