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惑星探査機の画像解析ツールISISの使い方(データ取得)

Last updated at Posted at 2022-08-28

はじめに

本稿では、画像データの取得方法について簡単に扱いたい。
あくまでも自分用のメモの側面が大きいことをご容赦いただきたい。

※「惑星探査機の画像解析ツールISISの使い方(基礎)」の続きである。

ISISで扱えるようにデータ変換

ISISでは、cubeファイル(.cub)という形式でデータを扱う。従って、本家の説明と後述するようなウェブサイトから画像を取得しても、そのままではISISの恩恵を授かれない。そのため、データ変換用のコマンド(importer)を用いてデータの変換を行う。
このデータ変換用のコマンド(importer)は大体"◯◯◯2isis"という形式になっている。
importerコマンドは以下の二種類:

  1. general importer: .pds、.png、.jpgなどのデータを変換する。
  2. mission data importer: 各ミッション・機器のデータ変換に特化している。

結局どのコマンドを使うかは本家のコマンド一覧を参照して、自分の持ってるデータに合うものを選んでいくのが良さそう。

ciss2isis from=PATH/in.lbl to=PATH2/out.cub
#ciss2isisでは.lbl, .LBLファイルを使う。

データの取得

データの取得のためにいくつものウェブサイトが展開されている。

  1. PDS Image Atlas
    ISISの本家で紹介されているのはこちら
  2. SBIB(Small Bodies Image Browser)
    小惑星・冥王星・Ceres・Vesta・土星衛星の画像はこれがみやすいかも
  3. OPUS(Outer Planets Unified Search)
    太陽系でも外側の木星系・土星系+αはこちら

どんなデータ形式をダウンロードする必要があるかは、先述のimporterによるので確認する必要がある。ほかにもこういったウェブサイトはたくさんあると思うが、スタートとしては悪くないラインナップだと思う(気が乗ればまた追記していきたい)。

参考

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