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振り返りフレームワークYWTで見る文系非エンジニアがマナビDX Questで得たもの

Last updated at Posted at 2023-12-12

1. はじめに

 こんにちは、hataと申します。

 マナビDX Quest修了生・受講生の経験談・学んだことなどを対象としたマナビDX Questで得たもの Advent Calendar 2023の企画主催です。

 まずは本題に入る前に、本企画についてのご相談・問い合わせ・告知など数々のご協力をいただいたみやの(@kotmyn0812)さん、本当にありがとうございました! みやのさんがいなければ、本企画は実現しませんでした。この場を借りてお礼申し上げます。

 また、企画趣旨にご賛同くださり投稿・参加いただいている皆様もありがとうございます! おかげさまでキラキラ輝く宝物のようなアドベントカレンダーになりました。

 そして、今まさに本記事を読んでくださっている皆様、素敵な記事がずらりと並んでいますので、ぜひぜひ↓のカレンダーも覗いていってくださると嬉しいです!


 本記事は、「マナビDX Questで得たもの Advent Calendar 2023」の13日目の記事です。

2. マナビDX Questとは

概要

  • 経済産業省主宰のデジタル推進人材育成プログラム
    • 課題と学習環境だけが与えられ、先生や教科書がなく、受講生同士で相談・交流しながら進めるPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)形式のプログラム
    • 幅広い参加者層
    • 無料かつ完全オンラインで参加できることも魅力

 詳細は下記リンク内、または他のアドベントカレンダー参加者が詳しく解説してくださっているので割愛します。

参加したきっかけ

 私のマナビDX Questとの出会いは、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)のX(Twitter)です。応用情報技術者試験合格後の午前Ⅰ免除が使えるプロジェクトマネージャ試験の情報を得るためにフォローしていました。

 その時はデータ分析への理解が解像度低めだったので、業務で作成しているSalesforceのレポート・ダッシュボードをより深い形で活用して、営業さんや他の部署の方の業務を楽にしたい、というのが最初の動機でした。

 参加締切ギリギリに知って駆け込みで応募したのですが、今となっては不思議な巡り合わせだったなあと思います。

想定読者

 私自身は業務でITやDXに直接携わる部署ではありません。また、大学の専攻も文系で、ITに関わることはほぼありませんでした。そのため、技術的な深い話は他のカレンダー参加者の方にお任せして、下記条件の方の背中を押せる記事になれば嬉しいです。

 さまざまなバックグラウンドの受講生が参加しているので、色々記事を読んでみるのもオススメです。私自身もマナビDX Questに参加する前は課題をこなせるのか不安だったので、応募前に体験談を読み漁りました。

  • 文系かつ非エンジニアでマナビDX Questへの参加を迷っている方
  • IT・DXへの興味はあるけれど何から手をつけていいか悩んでいる方

3. 自己紹介

  • 仕事
     製造業の経理です。大学時代も文系で、業務でもエンジニア経験はなく、IT関係は全て独学で学んでいます。(ので、技術的な深い話はまだできません…)

  • プライベート
     WordPressブログとnoteブログを運営しています。
    基本的には資格勉強や、学生時代に勉強していたドイツ語について記事を書いています。

    • メインブログ(ドイツ語・挑戦したことメイン)   無知の知晴れ
    • サテライトブログ(挑戦中のことメイン) note

 ☆マナビDX関係の記事はこちらのnoteマガジンにまとめています。

  • 資格
     社会人1年目に取得したITパスポートを皮切りに、さまざまな試験に挑戦しています。
    最初は会社の技能手当目当てで全く業務に関係ないものや興味がないものも勉強していましたが、最近は興味があるものを優先して勉強しています。

    取得済み: G検定 2023 #04・簿記2級・応用情報技術者・危険物取扱管理者乙4、ファイナンシャルプランナー3級、ITパスポート、ドイツ語検定準1級などなど

4. 振り返りフレームワークYWTとは

 さて、本題に入ります。

 YWTとは、株式会社日本能率協会コンサルティングが提唱している、振り返り用のフレームワークです。

 Y(やったこと)・W(分かったこと)・T(次にやること)に当てはめて、自身の経験や行動を整理するというシンプルな構成となっています。
 詳細は下記リンクをご参照ください。

 振り返りフレームワーク自体は、KPTやTimeline、Celebration Grid(これも面白そう!)など色々あって迷ったのですが、

  • チームでの振り返りに使うフレームワークが多い中、個人でもやりやすい
  • 一番ポジティブかつシンプルに学習の振り返りができそう
    YWTを採用しました。

 その他のフレームワークは、Qiita内に素敵な記事があるので興味がある方は読んでみてくださいね!

5. 振り返りフレームワークYWTで見る文系非エンジニアがマナビDX Questで得たもの

5.1 Y(やったこと)

初めてのツールを触ってみた

 マナビDX Quest内で指定されたツール(Slack・Zoom)だけでなく、マナビ内の受講生による講座(!)で紹介されていたBIツール、Tableauを触ることができました。実戦で活かしたい!と思ったので、後述するSlackチャンネル企画にて投稿データ可視化にTableauを使いました。

 Tableauはいいぞ。

↓ その時の様子はこちら

今使っているツールを学び直してみた

 応募の際に、簡易的なデータ分析のアセスメント試験を受験する必要があるのですが、合格基準が分からないので必死で勉強しました。SUM関数やVLOOKUP関数しか使ったことがなかったので、本を読みながら手探り状態でした。

 アセスメントで勉強したことが実際の課題の中でも活かせたので、基礎力養成にはとてもいい機会だったと思います。

↓ その時の様子はこちら

資格試験にトライしてみた

 マナビDX Questの第一ターム期間中(2023年8〜10月)、IT系では、下記二つの試験を受験しました。

 受講生の中でも積極的に資格を受けている方が多く、情報も頻繁に飛び交っています。一人では尻込みしてしまうような試験でも、「他の人も受けているならやってみようかな」と思える最高の環境でした。

  • G検定(合格!)
    一般社団法人日本ディープラーニング協会が実施しているAIに関する検定試験です。

  • プロジェクトマネージャ試験(結果待ち中) 12/23追記 残念ながら不合格でした…

 また、IT系とは全く関係ないですが、社内公募に手を上げて、業界のニッチな試験にも合格しました。

企画の主催をやってみた

  • Slackチャンネルでグルメチャンネルを開設
     せっかく全国の受講生が集まっているので、ということで、オススメのご当地グルメ・出張グルメを紹介し合うSlackチャンネルを開設しました。

 紹介されていたものを実際に食べてみたり、投稿データをTableauにまとめたりと個人的にもとても楽しいチャンネルになりました。また、さまざまな地域の受講生同士の交流が生まれていて嬉しかったです。

 やはり美味しいご飯は正義。

  • Qiitaアドベントカレンダー企画

 本アドベントカレンダー企画です。当初は卒業文集のようなイメージから始まりました。予想よりも遥かに多くの方が参加に手を上げて&投稿してくださっています!

それぞれ視点が違っていて面白いのでぜひ覗いてみてくださいね!

読書の幅が広がった

 参加前の読書ジャンルとは全く異なる内容に、気軽に手を出すようになりました。マナビDX Questの他の受講生やSlackチャンネルから、オススメの本情報がガンガン流れてくるのもあり、「理解できるかな」と思う前に買う・または手に取るようになりました。

 本棚の重量が重くなっていくのに反比例して財布はドンドン軽くなっていきますが、他の受講生の会話の解像度が高くなったり、既に短期間でのリターンがあり、投資分以上に効果を感じました。

↓実際に読んだ本

オフ会に参加してみた

 マナビDX Questでよく話している方たちとのオフ会に参加しました! 一緒に美味しいご飯を食べたり遊んだりできましたー!

 オフ会は初めてだったので会う前は緊張していたはずなのですが、実際に会ってみると、なんだかすごくしっくり来る、というか学生時代に友人だったっけ? と錯覚するほどなついています。

 転勤で来た縁もゆかりもない土地かつ知り合いもおらず、職場の人以外と話す機会がなかったので、気軽に話せる、遊びに誘える相手がいるってこんなに楽しいことなんだなと改めて実感しました。

 個人的には、意図せず得たマナビDX Questに参加した一番の収穫だったと思います。

5.2 W(分かったこと)

やるか迷ったらとりあえず流されてみると上手くいく

 勉強に前向きな方が多いので、「周りが参加するから」で流されてみたのも良かったです。一人で複数の分野の勉強を並行して始めるとなるとかなり厳しいですが、イベントや受講生による講座に顔を出してみるだけでも相当な学びになりました。

 あとは「参加はしてみるけど、ダメで元々」と肩の力を抜けたのも良かったと思います。

完璧主義よりもまずはやってみること

 チャンネルもアドベントカレンダー企画もそうだったのですが、受講生との雑談の中で「やってみようかな・やってみたいな」と話すと、返ってくる言葉は「やってみなよ!」の一択でした。働きつつ勉強している方が多いので、新しいことや挑戦を受け入れる雰囲気がとても強いです。

 マナビDX Questに参加する前は、入念に調べてから取り掛かることが多かったですが、まずは初めてみて軌道修正、という方が自分には合っていることが分かりました。失敗してみて初めて分かることも多かったです。

5.3 T(次にやること)

 おそらくやりたいことがこれからポンポン増えていくと思いますが、現時点での軸を記しておきます。

資格勉強

  • ITストラテジスト
     他の方が受けると話されていたのと、情報処理技術者の高度区分の中でも、一番興味がありそうな分野だったので選びました。2024年の春試験に向けて頑張っていきたいと思います。

その他

  • 100 Days of Code
     UdemyのPython講座です。プログラミング未経験者も対象で、かなり道のりは長いですが頑張ります。どちらかというとWebアプリ開発に興味があるので、自作のWebアプリを開発してみたいです。

5.4 YWTまとめ

 期間中にも成長が実感できるので、YWTとTimelineを組み合わせて、毎日書き込んでいくのもやってみれば良かったです。日誌があると振り返りがもっとしやすかったのかなと思います。

まとめ

 課題をこなすのはとても大変でしたが、勉強へのモチベーションが高い人たちに囲まれていたおかげで、自然と勉強することが苦ではなかったです。

 迷われている方はぜひ、最初の一歩を踏み出してみてくださいね!

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