はじめに
本日、IPA(情報処理推進機構)の秋季情報処理技術者試験の合格発表でした。
私はプロジェクトマネージャ試験を受験したのですが、結果は不合格…。
ただ、実務経験未経験・初受験から、
- 午後Ⅱの論文試験まで採点が進んだ
- 午後Ⅱの論文の評価がBランク(合格まであと一歩)レベルをとれた
ので、そこに至るまでにやったことと、次回Aランク=合格を勝ち取るための対策を書きたいと思います。
今回実際にやった勉強
午前Ⅰ(免除)
今回は、応用情報技術者試験を合格した際の免除が使えたので、特に勉強はしていません。
↓応用情報レベルの問題はこちらで演習が◎
午前Ⅱ
4択なので、過去問演習を中心に進めました。
詳しくは、↓の記事にまとめています。
↓過去問演習オススメサイト
午後Ⅰ
問題の傾向
応用情報技術者試験の午後問題に似ています。ともかく、文章読解のような問題です。
プロジェクトマネジメントの知識が必要かと言われると「うーん?」ですが、プロジェクトを円滑に進めるテクニック・考え方が重視されていそうです。
問題が与えられたその場の思考力が試されるところかなと思います。(実務経験があれば実経験と照らし合わせたりできそうですが。)
使用したテキスト
- 2023-2024 プロジェクトマネージャ「専門知識+午後問題」の重点対策
- 2023年度版 プロジェクトマネージャ 午後Ⅰ 最速の記述対策
良かったこと
-
『重点対策』
解説がしっかりしていて、一通り過去問を解くのに向いています。特に午後Ⅱの問題も一緒に収録されているのがポイント。午後Ⅱの内容も触れてあったと思いますが、私は特には使いませんでした。 -
『最速の記述対策』
解き方のコツをざっくり知ることができるテクニック本。『重点対策』でダレてしまった時に買い足したのですが、本当に買って良かったです。「文章読解過ぎてどうやって解けばいいか迷子になる」方が多いと思いますが、回答の道標になるようなヒントが詰まっています。
改善点
『重点対策』→『最速の記述対策』の順で勉強しましたが、反対に『最速の記述対策』から読んでざっくり解答の傾向を掴み、『重点対策』で過去問を実際に解いてみる、という順が効率が良いのではないかと思いました。
午後Ⅱ
問題の傾向
使用したテキスト
- 2023年度版 プロジェクトマネージャ 午後Ⅱ 最速の論述対策
- プロジェクトマネージャ 合格論文の書き方・事例集 第6版
良かったこと
『最速の記述対策』で、まず論文試験で何をやればいいのか大まかに掴めたこと。
- いくつかのパターンに合わせて、あらかじめ解答モジュールを作る
→実際に解く場合は、要求された条件に合わせてモジュールを組み替える - 解答の際は、章立て・節立てを行う(可読性)
- 要求された項目(聞かれていること)を主語にして記述する
- 文字数は規定以上にする
改善点
圧倒的な演習不足。
モジュールを作るところ、解き方までは準備できたのですが、そこでタイムオーバーでした。
せっかく作例が読めるのに、『合格論文の書き方・事例集』を、「第1章 本書を手にしたら読んでみる」を読んだ後に「本編は後で読めばいっか」とズルズル先延ばししてしまいました。結局試験日になっても一度も開きませんでした…。
来年の試験に向けては、下記を視野に入れて勉強したいと思います。
- 実際に書いてみること
- 論文添削サービスを利用する
まとめ
結果を見た時、「悔しい」という感情よりも、「そうだよな」と腑に落ちる気持ちの方が強かったので、追い込みきれていなかったのは明白でした。そこは反省ではあるのですが、当日、最後まで諦めずに解答用紙を埋めた自分もそれはそれで偉かったので、褒めてあげたいと思います。(マークシートかCBT試験ばっかり最近受けていたので、本当に筆記試験が大人になってこんなに辛いものだとは思いもよりませんでした。)
今回で知識の下地はできたと思うので、来年頑張って、合格記事を書きたいです!