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Theta Vで撮影した動画をYoutubeで, Oculus Goで観る

Last updated at Posted at 2019-11-05

Youtubeで観る

  1. データをPCに移動する. Theta Vをデータ通信可能なUSBケーブルでPCに繋ぎ, デバイスを認識したらフォルダとして開いて, 動画をPCにコピーペーストする
  2. Thetaの公式ページから, OSに合ったTheta VアプリケーションをPCにインストールする.
  3. インストールが終わったらアプリを起動し, Theta Vから移してきた360度動画をアプリケーションで読み込む
  4. 読み込み画面で天頂補正ありを選択すると, 撮影時のカメラの傾きを補正して常に鉛直方向が上になるように補正される. 手持ちで撮った場合は行った方がよいが, 天頂補正した動画は酔いやすくなるとのことで, もとから三脚などを使うことで天頂補正しなくても済むようにするのがよいらしい. ソース
. image.png
1. 開始を押して動画を処理する. これで360度動画として読み込み可能な動画に変換されたので, この状態で共有すれば共有先でも360度動画として再生が可能. なお動画撮影時に設定から撮影時スティッチを選択している場合は, 動画撮影と同時に2つのカメラの映像をつなぎ合わせる処理が行われるので, PCのTheta Vアプリにて処理を行う前から360度動画として読み込むことができます. ただし撮影時にスティッチ処理するよりPCのアプリで処理を行った方が精度が良いとのことです. 1. YouTubeにアップロードする場合, YouTubeの360度動画用のメタデータをファイルに付与する必要がある. そのためのツールを, [ここ](https://github.com/google/spatial-media/releases)からダウンロードして解凍する ![image.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/261215/7ec84607-aa81-1cb8-767b-e656ce355e0c.png) 1. フォルダ内にできたSpatial Media Metadata Injector.exeを起動して, Openを押下して動画を読み込む 1. 動画を読み込むとチェックボックスを選択できるようになるので, 該当するものを選択する. Theta Vで撮影した360度動画は一番上だけチェックを入れるのが正しい
image.png
1. YouTubeにアップロードする(詳細は割愛)

追記

公式でYoutubeにアップロードするために動画を変換するツールがあるようです.
https://support.theta360.com/ja/download/
YouTube空間音声4K動画変換アプリ

Oculus Goで観る

Theta Vの"VR Media Connection"プラグインを使って, Oculus GoなどのVRヘッドセットで360度動画を見ることができる. 公式に一通りの説明があります.
VRヘッドセットでTheta VヘッドセットでTheta Vの画像や動画を観るための接続方法は現状2つあります.
【20191112追記】Youtubeにあげた動画をoculus goのブラウザから見るという方法もあります。こちらの記事に詳細な手順がかかれています。Mogura VR

  • APモード
    • Theta Vをwifiアクセスポイントとして, VRヘッドセットを接続
    • 動画を見る際のストリーミングが速くて快適
    • Oculus Goでは動画画像のVRヘッドセットへのダウンロードはできない
  • CLモード
    • Theta VとVRヘッドセットを, 同一のwifiアクセスポイントに接続
    • 動画のストリーミングが(自環境では)遅く, カクカクでしょっちゅう止まった
    • Oculus Goに動画/画像のダウンロードをしてオフラインで観ることができる

APモード

  1. まずプラグインのインストールに必要となるPC用アプリをThetaの公式ページからインストールする.
  2. Theta V本体にプラグインをインストールする. Plug in StoreのVR Media Connectionのページのインストールを押下.
image.png
3. インストールを開始すると, 自動的に手順1のThetaのPC用アプリが起動するので, 画面の指示に従ってインストールする. 4. 途中でTheta VをPCに繋ぐように指示があるので, 従ってデータ通信可能なUSBケーブルでPCに繋ぐ. 4. 指示に従ってインストールを行う 5. インストールが完了したら, 次にTheta Vのアクティブなpluginの選択をスマートフォンのThetaアプリ経由で変更する. スマートフォンのThetaアプリの設定方法については[こちら](https://qiita.com/dokkozo/items/7cba4188a633aebbb44a). 6. スマホアプリの, 設定 > カメラ設定 > プラグインからVR Media Connectionを選択. プラグインを起動させた際に, どのプラグインが起動するするかを選択します. これで事前準備は完了.
image.png
7. 動画を撮影する際の注意として, 撮影 > 右上の設定 > 撮影時スティッチの設定を確認する必要があります. スティッチとは2眼の撮影内容をつなぎ合わせる処理で, ONにするとVRヘッドセットに接続後すぐに動画をプレビューできます. OFFにするとVRヘッドセットをつないだ際に, スティッチと天頂補正を行うまで動画を見ることができません(処理中は進捗を確認することもできず, 5分の動画の処理に数十分かかります)が, PCのアプリを用いてスティッチした方が精度がよいとのことです. [参考](https://topics.theta360.com/ja/faq/c_00_v/2046/). 9. ここからが動画撮影後の処理. まずTheta VにVRヘッドセットを接続する. Theta Vを起動すると自動的に青いwifiアイコンが点滅し, Wifiアクセスポイントが立ち上がるので, VRヘッドセットのwifi設定画面からTheta Vのwifiアクセスポイントに接続する. 接続時のパスワードはデフォルトでは型番の初めのアルファベット2文字を省いたもので, 変更していた場合はスマホアプリの, 設定 > Wi-Fiパスワード変更から確認ができる. 10. 接続できたら, Theta Vのpluginを起動する. 右側面の3つあるボタンのうち一番下のボタンを2秒長押ししてプラグインを起動. 11. Oculus goであればoculus gallery以下にRICOH THETAという項目が現れ, Video, Photo以下でそれぞれ動画, 画像が見られる

CLモード

  1. までの手順はAPモードと同じ
  2. RICOH Theta V初期設定メモに記載した, CLモードでの接続の設定をする. Oculus Goを接続するwifiアクセスポイントと同じアクセスポイントにTheta Vを接続
  3. ここからが動画撮影後の処理. まずVRヘッドセットをTheta Vと同じアクセスポイントに接続
  4. 接続できたら, Theta Vのpluginを起動. 右側面の3つあるボタンのうち一番下のボタンを2秒長押ししてプラグインを起動する. あとはAPモードと同様です.

Video以下に撮影した動画が存在しない場合

  • 動画は撮影時スティッチをONに設定したものだけがVideoフォルダ以下に置かれていて, すぐにプレビューができます. ただしここに置かれた動画は天頂補正がなされる前です.
  • スティッチ処理, 天頂補正済みの動画を見るためには, Orientation Correction以下のOriginal Videoの中に保存された動画を選択して, 補正処理を開始させます. 処理が開始されるとProcessing...とOculusの画面に表示されて, 処理が終了すると表示がready for watching...に切り替わり, Theta本体からBeep音が鳴ります. 処理済みのビデオはOrientation Correction以下のCorrected Videoフォルダ内に配置されます

Thetaアプリからスマートフォンに転送

  • Thetaのスマートフォンアプリからスマートフォンに動画を保存する.
  • スマートフォンに転送しておけば, Theta Vとアプリをリンクしていないときでも, スマートフォンのアプリ上から360度動画をプレビューできる
  • ただし5分の動画の転送に20分ほどかかるのと, 転送中はスマートフォンで他のアプリを開けない
  • 保存した動画はiOSであればカメラロールから見れるものの, 撮影時スティッチをしないと, そのまま動画として他の媒体に送っても360度動画としては再生できなかった(撮影時スティッチすれば見れるかは要確認)

参考

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