ELB(Elastic Load Balancing)
マネージド型のロードバランシングサービスで、EC2インスタンスの処理を分散する際に標準的に利用する
ELBで実現できるシステム
特徴
* インスタンス間の負荷を分散する
* 異常なインスタンスを認識して対応する(ヘルスチェック)
* パブリック/プライベートどちらでも使用可能
* ELB自体も負荷に応じてキャパシティを自動増減するスケーリグを実施
* 従量課金で利用可能
* マネージドサービスなので管理が不要
* Auto Scaling, Route 53, Cloud Formationなどと連携
スケーラブル

高い可用性

複数の**アベイラビリティゾーンにある複数のターゲット**の中から正常なターゲットにのみ振り分け
高可用性とは
システムなどにおいて、サービス提供が出来なくなる事態の発生頻度が少ないことを指す
クロスゾーン負荷分散
ロードバランサーのノードは、クライアントからのリクエストを登録済みターゲットに分散させます。クロスゾーン負荷分散が有効な場合、各ロードバランサーノードは、有効なすべてのアベイラビリティーゾーンの登録済みターゲットにトラフィックを分散します
ELBの種類


CLB(Classic Load Balancer )
初期に提供されたELBであり、標準的なL4/L7におけるロー
ドバランシングが可能だが複雑な設定はできない
ALB(Application Load Balancer )
レイヤー7の対応が強化された単一ロードバランサーで、異な
るアプリケーションへリクエストをルーティングが可能
CLBとの違い
ALBは**パスルーティング**によりCLBより容易にバランシング構成が可能!!
NLB(Network Load Balancer)
NLBは超低遅延で高スループットを維持しながら秒間何百万リクエストを捌く様に設計された新しいロードバランサ―
ポイント
- 高可用性、高スループット、低レイテンシ
- Source IP/Portがターゲットまで保持される
- 固定IP
最後に
参考
AWS Elastic Load Balancing (ELB)
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/aws-jp-webinar-service-cut/