OSSなプロジェクト管理ツールで有名どころはRedmineですが、タスクが増えると入力が面倒ですね。
手軽に使えるタスクボード系のものがあれば、周りもタスクを把握しやすいので、ちょいと調べたところ、"Wekan"いうのがお手軽そうですね。

クラウドや仮想環境でCentOSさえ用意すれば5分ぐらいで使い始められますので、早速インストールして使ってみましょう。

環境

OS:CentOS7

ミドルウェア:docker、docker-compose

インストール

1.dockerをインストール

# yum install docker

2.docker-composeをインストール

今回はgithubにあるものを利用します。

# curl -L https://github.com/docker/compose/releases/download/1.6.2/docker-compose-uname -s-uname -m > /usr/local/bin/docker-compose

# chmod +x /usr/local/bin/docker-compose

3.wekan用ユーザ作ります

# useradd -d /home/wekan -m -s /bin/bash wekan

# groupadd docker

# usermod -aG docker wekan

4.dockerを起動

# systemctl enable docker && systemctl start docker

5.docker-compose.yml ファイルを作成します。

テスト用なので、メールの箇所は設定しません。

/home/wekan/docker-compose.ymlの中身

wekan:
  image: mquandalle/wekan
  restart: always
  links:
    - wekandb
  environment:
    - MONGO_URL=mongodb://wekandb/wekan
    - ROOT_URL=http://192.168.xxx.xxx
#    - MAIL_URL=smtp://user:pass@mailserver.example.com:25/
#    - MAIL_FROM=wekan-admin@example.com
  ports:
    - 8081:80

wekandb:
   image: mongo
   restart: always
   volumes:
     - /home/wekan/data:/data/db

URLのIPアドレスは実際に利用するIPアドレスを指定してください。
お好みでポート番号は変更してください。

6.起動します。

wekanユーザになって

# su - wekan

起動します

$ docker-compose up -d

以上でインストールは完了です。

wekanを使う

ブラウザで192.168.xxx.xxx:8081を表示

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