Text generation web UI とは?
オープンなテキスト生成AIを使うためのWeb UI。
Stable Diffusion web UIをリスペクトした見やすいUIが特徴。
Windowsでのインストール方法は以下を参照した。
無料配布されている言語モデルをチャット風のUIで使えるようにしてくれるツール「Text generation web UI」使い方まとめ - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230406-text-generation-webui/
公式のGithubページはこちら
https://github.com/oobabooga/text-generation-webui
起動時コマンドを指定するには?
"(インストールフォルダ)\oobabooga_windows\webui.py"
ファイルの、以下の部分を書き換えればよい。(144行目)
def run_model():
os.chdir("text-generation-webui")
run_cmd("python server.py --auto-devices --chat --model-menu")
例えばこれを
def run_model():
os.chdir("text-generation-webui")
run_cmd("python server.py --auto-devices --chat --model-menu --auto-launch")
と書き換えてあげることで、"--auto-launch"の効果で自動でデフォルトブラウザでページを開くようになる。
コマンド例
具体的なコマンド例は Readme.md の 「Starting the web UI」の欄にある。その中から一部抜粋して紹介。
基本設定
フラグ名 | 説明 |
---|---|
--notebook |
ノートブックモードでWeb UIを起動し、入力と同じテキストボックスに出力を書き込む。 |
--chat |
チャットモードでWeb UIを起動する。 |
--model モデル名 |
デフォルトで読み込むモデルの名前を指定する。 |
--lora LORA名 |
デフォルトで読み込むLORAの名前を指定する。 |
--model-menu |
Web UIの初回起動時に、ターミナルでどのモデルを選択するか表示する。 |
--no-stream |
テキスト出力をリアルタイムでストリーミングしない。 |
高速化・transformers
Flag | Description |
---|---|
--cpu |
CPUを使って、テキストを生成する。注:CPUでのトレーニングは非常に遅い。 |
--auto-devices |
利用可能なGPUとCPUにモデルを自動で分担させる。 |
--disk |
GPUとCPUの組み合わせでモデルが大きすぎる場合に、残りのレイヤーをディスクに転送する。 |
--xformers |
xformerのメモリ効率の良いアテンションを使用する。これにより、トークン/sが増加するはず。 |
Gradio (Web UIに関する項目)
Flag | Description |
---|---|
--listen |
ローカルネットワークからWeb UIにアクセスできるようにする。 |
--share |
公開URLを作成する。Google ColabなどでWeb UIを動作させる場合に便利。 |
--auto-launch |
起動時にデフォルトのブラウザでWeb UIを開く。 |
自分の場合はこう使う
oobabooga_windows\webui.py を直接編集するのもなんか忍びないので、
コピーして oobabooga_windows\webui_args.py というファイルを作り、こちらの引数を自分は編集している。
def run_model():
os.chdir("text-generation-webui")
#=======================================================================================
#Input Command HERE.
run_cmd("python server.py --auto-devices --chat --listen --auto-launch")
#=======================================================================================
ついでに、webui.pyを参照している oobabooga_windows\start_windows.bat ファイルをコピーし、
oobabooga_windows\start_windows_args.bat と名前を変更し、以下のようにこのbatファイルの終盤を置き換える。
@rem setup installer env
call python webui.py
@rem setup installer env
call python webui_args.py
こうすることで、start_windows_args.batをクリックしただけでWeb UIを出現させることができる。
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