ubuntsでTFTPサーバをたてる

概要

仕事でTFTPサーバを使うことになったので調べてみた。
TFTPサーバとはUDPを使ったFTPのようなものらしい。（概要を斜め読みしただけ）
環境はUbuntu 18.04.6 LTS
TFTPサーバをたててputとgetをしてみる。

TFTPサーバのたてかた

まずはインストール

$ sudo apt-get install tftpd-hpa

環境ファイルの編集
tftpd-hpaはsudoしないと編集できない
TFTP_OPTIONSを編集する。

$ sudo vi /etc/default/tftpd-hpa
TFTP_USERNAME="tftp"
TFTP_DIRECTORY="/var/lib/tftpboot"
TFTP_ADDRESS=":69"
#TFTP_OPTIONS="--secure"
TFTP_OPTIONS="-c -v -s"

ディレクトリの権限の変更
/var/lib/tftpbootの所有者をtftpに変更しないと、この後のputがうまく動かなかった
tftpユーザとは・・・？私にはわかりませんでした

$ sudo chown tftp /var/lib/tftpboot
$ ls -l
drwxr-xr-x  2 tftp      nogroup   4096 Apr  3 00:19 tftpboot

サーバ再起動

$ sudo service tftpd-hpa restart

これで準備完了

TFTPクライアントからget/putしてみる

まずはクライアントをインストールする

$ sudo apt install tftp

次にput/getしてみる

$ tftp
tftp> connect localhost
tftp> put text.txt
Sent 116 bytes in 0.0 seconds
tftp> get text.txt
Received 116 bytes in 0.0 seconds

「Error code 0: Permission denied」がでる場合は「ディレクトリの権限の変更」を参照

以上