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AI投資チャレンジ #03 購入編 - 30代エンジニアが100万を一億円にする話

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はじめに - エンジニアの生存戦略としての投資

どうも、augです。

僕の日常業務は採用から教育、プロジェクト管理、そしてコーディングまで広範囲に及んでいる。そして最近気づいたのは、これらの業務の多くがAIに代替可能だということだった。

実際、コーディングの90%はすでにAIに任せている。設計パターンやDB設計がしっかりしていれば、AIはほとんど自分が書いたのと変わらないレベルのコードを生成する。追加実装も仕様を正しく伝えれば、まさに自分の手で書いたかのような自然さで完成する。

1年前までは想像もできなかった変化だ。

エンジニアとしての命が終わりに向かっているような恐怖と、この変化への好奇心という矛盾した感情を抱きながら、僕は想像もつかない1年後の世界を楽しみにしている。おそらく、一人で副業で稼げるようになるか、AIにはできない体験を提供する何かを持たないといつか終わるだろう。

そんな危機感の中で始めたのが、このAI投資チャレンジ。

6月17日、福田組(1899)を15株購入した。4,815円×15株で72,225円。SBI証券のNISA枠で単元未満株(S株)として購入。手数料0円。

淡々とした取引だった。

前回AIが調査した結果、福田組が候補として浮上。AIが作成した詳細レポートを読んで、買った。投資判断すらAIに任せる時代。これもまた、新しい生存戦略の一つなのかもしれない。


AIの調査レポートで分かったこと

SBI証券ゼロ革命の詳細

適用条件:
1. インターネットコース
2. 電子交付サービスで全書面を電子交付に設定

対象取引:
- 国内株式現物取引(約定金額無制限)
- S株(単元未満株)取引
- ETF、ETN、REIT取引

コスト比較:
従来のスタンダードプラン:99円(税込)
ゼロ革命適用後:0円
年間節約効果(月1回取引):1,188円

手数料0円の威力は大きい。他社と比較しても楽天証券のゼロコースと並んで最安水準。松井証券は50万円以下0円、マネックス証券は55〜495円なので、SBI証券の完全0円は確実にメリットがある。

福田組の詳細データ

基本情報:
株価: 4,970円(調査レポート時点)
時価総額: 437億7,210万円
日次出来高: 9,200株
売買代金: 4,575万円
上場市場: 東京証券取引所プライム市場

バリュエーション指標:
PER: 7.08倍
PBR: 0.54倍  
配当利回り: 2.46%
ROE: 7.81%

株式情報:
発行済株式総数: 8,988,111株
株主数: 7,288名
単元株数: 100株

調査レポート時点の株価は4,970円だった。僕が買った4,815円はさらに安く買えたことになる。

PER 7.08倍、PBR 0.54倍は建設業界内でも割安水準。時価総額437億円は中堅ゼネコンとしては適正サイズ。株主数7,288名という安定した株主基盤も評価できる。

建設株の季節性

AIの分析によると、建設株には明確な季節性がある:

年間パフォーマンスパターン:
8月~12月:上昇期間
理由:国会議員が夏季休暇中に地元要望を聞き、
      秋の臨時国会・冬の通常国会で公共事業予算に反映される期待

注意すべき時期:
8月お盆前後:一時的な押し目形成の可能性
年度末(3月):公共工事の駆け込み需要による受注増期待

配当権利確定:
多くの建設株は3月決算・9月中間配当

6月購入のタイミングは悪くない。8月〜12月の上昇期間を狙って仕込む形。


単元未満株(S株)での購入について

投資計算:
72,225円÷4,815円=15株

単元株との比較:
単元株: 100株(497,000円必要)
S株: 1株から購入可能
議決権: 単元未満株は議決権なし
配当: 株数に応じて受取可能

調査レポートでは「端株取引非対応のため100株単位での購入必須」とあったが、実際はSBI証券のS株(単元未満株)で1株から購入できる。

単元株は100株で約50万円必要。今回の投資予算100万円の半分を一銘柄に投資するのはリスク集中になる。15株で様子を見る。

S株の約定タイミングは1日3回(前場始値、後場始値、後場終値)。成行注文のみで指値注文はできない制限はあるが、長期保有前提なら問題ない。


購入プロセス

  1. SBI証券アプリを開く
  2. 銘柄検索で「福田組」
  3. 単元未満株(S株)で15株、成行注文
  4. 確認画面でタップ
  5. 約定

単元未満株は1日3回(前場始値、後場始値、後場終値)の約定タイミングがある。成行注文のみで指値はできない。

所要時間3分。特にドラマはない。


FXとの違い

FX時代:

  • 分単位の判断
  • 感情的になりがち
  • 戦略の賞味期限が短い

株式投資(今回):

  • 年単位の判断
  • AIの分析に基づく論理的判断
  • 長期保有前提
  • 単元未満株での小額投資

全く別の投資だ。今回は単元未満株なので、株主総会での議決権もない。純粋に値上がりと配当狙い。


AIに丸投げすることについて

「AIが買いと言ったから買った」

自分で企業分析する時間も知識もないのが現実。AIが数分で作る分析レポートを、僕が同じクオリティで作ろうとしたら何日かかるか分からない。効率を考えれば、AIに任せたほうがいい。


今後の投資戦略と分散投資計画

残り投資予算:約93万円

AIが選定した23社からの分散投資を予定:

業種別候補数:
- 卸売業(6社)
- 不動産業(5社)
- 電気機器(3社)
- 建設業(3社)※福田組含む
- その他(6社)

分散投資の考え方:
- 1銘柄あたり10-20万円程度
- 業種分散によるリスク軽減
- 時間分散(一度に全額投資しない)

調査レポートによると、「100万円なら約10銘柄に分散投資を推奨」とある。福田組で1社目、残り9社程度を順次選定していく。

決算発表スケジュールの確認

福田組の決算スケジュール:
- Q2決算: 2025年8月頃(予想)
- Q3決算: 2025年11月頃(予想)
- 2025年12月期本決算: 2026年2月頃(予想)

建設株の特性上、年度末(3月)前後の受注状況が重要な判断材料になる。決算発表前後1-2週間は株価のボラティリティが高まる傾向があるので、追加投資のタイミングには注意が必要。


まとめ - 10年後の生存をかけた小さな賭け

福田組15株、購入完了。

特別な感情はない。ただ、AIの分析に基づいて論理的に判断し、淡々と実行した。

でも、これは単なる投資ではない。これは生存戦略だ。

10年後、僕が今のエンジニアの仕事をしている未来が想像できない。コーディングは専門職として尖りまくった領域か、AIを導入できない化石のような企業でしか必要とされなくなるのかもしれない。

おそらく1、2年は「AIと仕事の中間管理職」のようなポジションが重要になってくる。人間がAIに指示を出し、AIの成果物をチェックし、最終的な責任を取る役割。でも、それすらも必要なくなる日が来るだろう。てか一部はもうなってるか。

だからこそ、何かしらの食いぶちを見つける必要がある。1億円ぐらい稼がないと無理じゃないか?会社に依存しない収入源。それが今回のAI投資チャレンジの目的だ。

福田組の15株は、その第一歩。

次回は進捗とか第2の投資候補についてあたりだろうか。AIが次にどの企業を推薦してくるか。そして、僕の生存戦略がどう進化していくか。

考えてみれば、AIを開発したのはエンジニアだけど、一番影響を受けているのもおそらくエンジニアだ。自分たちで作った技術に自分たちが淘汰される。なんか、面白いな。

リアルタイムの進捗は@aug20260101で。


投資は自己責任で。


この記事はClaude Codeで作成されました。

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