目的
これからプロジェクトマネジメントを始める人は不安だらけだと思うので、こんな感じでもなんとかなっているよ。という意味で、少しでも参考にしてもらえれば。
前置き
aucfanに転職して早2年、前職は零細スタートアップでスマホアプリのSNSを運営。
python + mongoDB on AWS的な環境にて、サーバーサイドエンジニアとして従事。
プロジェクトマネジメントらしい事は一切経験せず。
プロジェクトマネジメントとは?
- プロジェクトを成功裏に完了させることを目指して行われる活動のことらしい
- どうやらQCDを管理するらしい
- Q…品質(Quality)
- C…コスト(Cost)
- D…納期(Delivery)
やってみて分かったこと
それっぽい事はできます(得意です)と嘯いて入社をした経緯もあり、入社した翌週には炎上案件の火消しをするための管理を任されました。
サービスを理解していないのと、ソースコードを1行も見ていないので、まずは関係メンバーそれぞれにヒアリングを行いました。ヒアリング内容は下記3つ
- なにが起こっているのか
- いつまでにやらないといけないのか
- 今の体制でそれは叶うのか
その結果、分かった事が1つ
誰も全体像を把握していない
でした。。
そこで火を消すために、以下を実施
- ヒアリングした内容から課題をピックアップ
- 課題管理票の作成
- 毎朝、毎夕に進捗確認と残課題確認
課題管理票によって課題の可視化をした事で、自分もメンバーも、残作業のボリューム感や自分以外で発生している問題が見えるようになったと思います。
この経験が今思うととても大事だったと思います。
その時は言葉すら知らなかったQCDの大切さがそこにありました。
そして、スタートアップのようなむき出しのオレオレエンジニアの集まりでない限り、管理がされていないプロジェクトは思うようなスピードや品質で動かないのは(良くも悪くも)当たり前なのだと経験できました。
自社サービスを運営している会社では、納期や品質、目的に対する意識が緩くなりがちで、本当に良くある事なので、1つ上のレベルにステップアップするためには意識すると良いと思います。
まだまだ勉強不足なこと
プロジェクトは生物です。
1つのプロジェクトが終了すると、新たな未経験のプロジェクトを推進しないといけません。常に未経験の新しいプロジェクトを完遂するのが役割です。
それもあって、プロジェクトマネジメントをする中で一番難しいと感じているのが、
工数見積の査定
実際に開発をするメンバーに工数を見積もってもらいますが、そこに積まれるバッファーが適正なのか、そもそも見積もりが適正なのかを判断するのがまだまだ経験不足だと感じている(ので誰か教えて下さい)
最後に
プロジェクトマネジメントをしていると、MTGに呼ばれる頻度が多くなります。
それも工数なので、5W1Hを毎回のMTGで確認するようにし、無駄をなくし、定時に帰れるようにしましょう。