前書き
去年に引き続き、今年も無事にNIJIBOXのアドベントカレンダーが今日まで進行していてホッとしている中の人です。やっぱりアドベントカレンダーは当日に投稿できた方がいいですね。1
2年連続でカレンダー進行中なのではありますが、今回
- 技術書、もしくはそれに類するものであること
- 紙の本(Not電子書籍)であること
- 当日中に記事を掲載すること
- 予算上限を超えないこと
を条件に、希望の本を一冊支給するという取り組みをしてみました。
そこでここでは技術的な記事ではなく、応募してもらった本を分類しつつ、
今、NIJIBOXのエンジニアが何を知りたいと思っているかについて、私の主観での感想とともにお送りしたいと思います。
本題を前に
所感部分は、どちらかといえば「NIJIBOXの中の人」というより「サーバサイド系エンジニア」として書いているため、若干偏っています。2
# 主観に基づいた分類と所感
サーバサイド系
SQLアンチパターンだけは2人から希望が来てました。
Re:dashやAmazon Athenaなど、SQLを触りやすい環境なども出てくるので、確かに需要などはありますね。
インフラ系
Docker系が2冊あったのが特徴です。
キャンペーンサイトなどを作っていくことも多く、上記と合わせてマイクロサービスなどとの親和性などもありそうな印象ではあります。
- プログラマのためのDocker教科書 インフラの基礎知識&コードによる環境構築の自動化
- Docker
- マスタリングNginx
- Amazon Web Services クラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版
- マイクロサービスアーキテクチャ
フロントエンド系
自社は既存環境下などの理由で言語などがある程度固まっていない場所以外については、比較的自由に言語/FWを選んでも問題ない風潮です。
そのため、フロントエンドのライブラリも、jQuery,AngularJs,React,Vue.jsなどが乱立している状況になっています。
書籍にもその辺が反映されていますね。
ネイティブアプリ系
ソーシャルゲームの開発運用もやっている自社は、ゲーム系やネイティブアプリ系に興味を持つメンバーもそこそこいます。
その辺りが見て取れるラインナップですね。
- SpriteKitではじめる2Dゲームプログラミング Swift対応 (Smart Game Developer)
- 3Dゲームをおもしろくする技術 実例から解き明かすゲームメカニクス・レベルデザイン・カメラのノウハウ
設計・分析系
改めて設計系や分析系を書籍ベースで学びにいく勢。
セキュリティなどは重要な要素なので、社的にも強化されていくといいですね。
機械学習系
ブームになっている機械学習系ですが、社内も一部では火がついてきていてきっちり学習しにいく風潮が出始めてはいます。
(これでPythonウェーブが来ると個人的にはちょっと嬉しい)
その他
他にも、こんなものが選ばれています。
(個人的に分類しにくかったので、まとめて紹介)
まとめ
NIJIBOXはリクルート内で「新規事業開発をする会社」という位置付けだからなのか(?)、エンジニアの嗜好面でのバラエティが豊かだったりして、本のカテゴリーがなかなかにバラバラなのが印象的でした。