前書き
リアルタイムプレビューがあり、共同編集ができ、高機能なエディタであるCodiMD。
チームのオンプレ環境に設置するのに苦労したのでまとめます。
やりたいこと
社内ドキュメントをオンプレ環境に置きたいので、
オンプレ環境にHackmdをインストールする。
ゲストは許さん!画像の外部流出も許さん!ローカルにちゃんと置くんだぞ!!
内部ネットワークだからSSL対応なんてやらないよ!!
スタンスでいきます。
今回はVirtualBox上にCentOS7を立ててそこにインストールしました。
インストール
淡々とDockerをインストールしてhackmdを配置する。
sudo yum update -y && sudo yum install -y git docker
sudo curl -L https://github.com/docker/compose/releases/download/1.21.0/docker-compose-$(uname -s)-$(uname -m) -o /usr/local/bin/docker-compose
chmod +x /usr/local/bin/docker-compose
git clone https://github.com/hackmdio/docker-hackmd.git
cd docker-hackmd
sudo service docker start
社内公開用に設定を書き換える
画像がimgurにアップされたり、ゲストで編集されると困るので設定ファイルを書き換えます。
docker-hackmd/docker-compose.yml
を開き
- HMD_DB_URL=postgres://hackmd:hackmdpass@database:5432/hackmd
の下に以下追加。
- CMD_ALLOW_ANONYMOUS=false
- CMD_ALLOW_ANONYMOUS_EDITS=false
- CMD_DEFAULT_PERMISSION=editable
- CMD_IMAGE_UPLOAD_TYPE=filesystem
- CMD_DOMAIN=(IPアドレス)
オプションの説明
~~ANONYMOUS
: ゲストで編集やらを制限します。true, false
DEFAULT_PERMISSION
はノート作成の際にデフォルトの権限。
UPLOAD_TYPE
をfilesystemにすることでローカルに保存します。
ただfilesystemに変更すると画像をアップロードした際にエラーが出たので、
DOMAIN
にIPアドレスを入れると回避できました。
後日追記しますが、Configはここに一覧あります。
https://hackmd.io/c/codimd-documentation/%2Fs%2Fcodimd-configuration
docker-compose up
してしばらくすると
http://IPアドレス:3000/
でアクセスできるようになっているはずです。