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Rspberry PiではじめるNode-RED入門

Last updated at Posted at 2020-05-21

Raspberry Pi でNode-RED入門

Raspberry Pi にNode-RED入門用の環境を構築していくつかのパレットを追加してLED制御などができるまでをまとめます。

1. Raspbeyrry Piの環境構築

raspberrypi.org https://www.raspberrypi.org/downloads/
から、自分の使用しているOSにあわせて Raspberry Pi Imager をダウンロードしてインストールします。
 インストールが完了したら、ソフトウェアを起動し、SDカードをセットして作業を行います。今回は、Rasbian を選んで作業を進めてください。raspiimg.png
 しばらく待つとRaspberry Pi起動用のSDカードが完成します。
raspidekita.png
新しいアプリで簡単にできるようになりました。感激です。

2. Raspberry Pi の起動と初期設定

 完成したSDカードをRaspberry Piにセットして、モニタ、キーボード、マウスなどを取り付けて電源を入れます。
 最初にパーテーション設定のメッセージ表示され、そのまま待つと起動します。
 しばらくすると初期設定画面が表示されるので、Locationなどを設定します。ここで、日本語環境を選べば自動的に日本語入力環境なども構築されます。その場合、Wifiなどの環境設定が必要となるので、事前に確認しておきましょう。環境設定が終了すれば、再起動して利用可能となります。
 再起動したら、インターネットの接続、日本語入力ができるかなどを確認しましょう。

3. Node-RED のインストール

 多くのサイトで、https://nodered.org/docs/getting-started/raspberrypi のスクリプトによるインストールを推奨していますが、このスクリプトによってインストールされたNode-RED 環境では、パレット管理でI2Cノードのインストール時にエラーが発生してしまいました。
 そこで、Raspbian のメニューにある Add/Remove Software を利用して Node-RED を検索してインストールします。
addsoft.png
addResoft.png
 インストールが完了すると、メニューのプログラムのなかにNode-REDが表示されます。
nodered01.png
 このメニューからNode-REDを起動することで、ブラウザからNode-RED フローエディタが利用可能となります。
stnode.png
 Rsapberry Pi 起動後に毎回 Node-RED を起動するのは面倒です。Raspberry Pi のTerminal で以下のコードを実行すると自動起動状態になります。

sudo systemctl enable nodered.service

4. Node-RED フローエディタ の起動

 https://nodered.org/docs/getting-started/raspberrypi を参考に、ブラウザを起動して、Node-RED フローエディタ を開いてみましょう。
 Raspbianのメニューからブラウザを開きアドレスバーに

http://localhost:1880

を入力すれば Node-RED フローエディタ の画面が表示されます。表示されないときは、メニューのプログラムの中にあるNode-REDをクリックして起動してください。
frow01.png

5. Node-RED パレットの追加

 Node-RED の利用目的のひとつには、既存のパレットを利用してお手軽にデータを可視化したいなどの理由があると思います。そこでデータを可視化するダッシュボードとセンサを接続するI2Cを利用するパレットを追加してみようと思います。
 Node-REDフローエディタを開いて右上のアイコンをクリックしてメニューを表示してパレットの管理を選択します。
nodepal01.png
 ノードを追加の検索バーにi2cと入力するとi2c関連のパレットが表示されます。その中から、node-red-contrib-i2c を探し、追加ボタンをクリックします。しばらく待つと、追加されましたと表示されればノードが追加されています。Node-REDフローエディタの左側のリストを確認しましょう。
i2cpal.png
nodepal.png
同様にしてnode-red-dashboardノードも追加します。

6. dashboard を試す

 入門で使用するパレットが追加されたので、はじめにdashboardを試してみましょう。
 Node-REDフローエディタを使っていくつかのノードを配置してみましょう。
nodered2-01.jpg
 配置しただけでは、右上にオレンジの▲が表示されています。ダブルクリックして必要なプロパティ設定を行います。
nodered2-02.jpg
練習なので、デフォルトの状態をそのままで大丈夫です。完了をクリックして戻ります。
nodered2-03.jpg
オレンジの▲が消えました。デブロイして確認しましょう。
nodered2-04.jpg
成功しました。設定ミスなどがあるとエラーになるので、修正します。
nodered2-05.jpg
右側のツールからダッシュボードを選んで「テーマ」タグの右にある□に↗のマークをクリックすると
nodered2-06.jpg
うまくできていれば、このようなページが表示されます。


参考サイト

  1. https://www.raspberrypi.org/downloads
  2. https://nodered.org/docs/getting-started/raspberrypi
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