はじめに
Pythonではシーケンス型というものが存在します。他プログラミング言語でいうところの配列と同等となります。
配列系であれば共通のシーケンス演算がサポートされています。
Python基本構文については【Python入門】基礎構文のまとめでまとめてますので、参考にしてください。
データ検索のサンプル
例えばJava等のプログラミング言語であればリストの要素数ループすることで要素を取得し比較する必要がありますが、pythonではx in s
演算を用いて簡潔に記載できます。
javaとPythonのコードについては同じ意味になります。とても簡単ですよね。
java
for ( Integer number : numbers ) {
if ( number == 2 )
return true;
}
}
return false;
python
2 in numbers
もちろんディクショナリ型でも使用可能です。
python
dict_a = {1: "one", 2: "two", 3: "three", 4: "four", 5: "five"}
2 in dict_a.keys()
key=1,2のオブジェクトを取得することもできます。
python
dict_a1 = { key:dict_a[key] for key in [1,2] }
本当に便利ですよね。
まとめ
データ抽出方法について書いてみました。
dictでのサンプルコードを記載しましたが、list,tuple,rangeでも考え方は同じです。
Pythonではコードを簡潔に記載できる便利な演算が用意されているため、どんどん利用していきたいですね。慣れすぎると他の言語を使用した場合に違和感を感じてしまうかもしれませんね。
参考になれば幸いです。