Go言語のappend関数は、スライスの末尾に要素を追加する際に使用します。
以下はappend関数を使用してスライスに要素を追加する簡単な例を記載。
golang sample
package main
import "fmt"
func main() {
s := []int{1, 2, 3}
s = append(s, 4, 5, 6)
fmt.Println(s)
}
上記の例では、最初にsスライスに3つの要素を設定しています。次に、append関数を使用して、4, 5, 6の値を追加しています。append関数は、追加された後の新しいスライスを返しますので、それをsに再代入する必要があります。
また、append関数は、追加する要素が可変長引数として渡されるため、複数の要素を一度に追加できます。ただし、追加する要素は追加されるスライスの型に対応している必要があります。
以下は、スライスに別のスライスを追加する例です。
golang sample
package main
import "fmt"
func main() {
s1 := []int{1, 2, 3}
s2 := []int{4, 5, 6}
s1 = append(s1, s2...)
fmt.Println(s1)
}
上記の例では、s1スライスにs2スライスを追加しています。...を使用してs2を展開する必要があります。s2を...なしで追加すると、コンパイルエラーになります。
Tipsとして、append関数を使用する際には、元のスライスに追加するのではなく、追加後のスライスを新しい変数に代入することをお勧めします。これにより、元のスライスが変更されないため、バグの発生を防ぐことができます。